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第2四半期の出荷台数は最終的に1550万台

レノボが7月期のPC業界ランキングで6四半期連続となる世界1位を獲得

2014年07月14日 19時26分更新

文● 八尋/ASCII.jp編集部

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レノボが7月期のPCランキングにおいて、6四半期連続で世界1位を獲得したとの声明を発表

 レノボ・ジャパンは7月9日、IDCおよびGarthnerが報告した2014年7月期のPC業界ランキングにおいて、レノボが6四半期連続となる世界1位を獲得したとの声明を発表した。

 IDCによると、2014年第2四半期の出荷台数について、レノボが世界のPC市場において第1四半期の17.7%から1.9ポイント増加し、19.6%のシェアを獲得。世界のPCシェア市場が1.7%縮小する中、同社の成長率は15.1%で、上位5メーカーの中でも最も高い成長を遂げているという。また、ベンダーのほぼ全地域で2桁成長を遂げ、第2四半期の出荷台数は最終的に1550万台の販売を達成したと伝えている。

 レノボの2013年第4四半期の通算業績発表での主な財務指標は以下の通り。

  • 過去最高の年間売上:387億ドル、前年比14%増
  • 過去最高の税引前利益(通期):10.14億ドル、前年比27%増――初の10億ドル突破
  • 過去最高の純利益(通期):8.17億米ドル、前期比29%増
  •  第4四半期のMIDH(Mobile Internet and Digital Home)製品の総売上は、レノボ全体の売上の13%を占める(前年比9%増、前々年比では6%増)
  • 過去最高の総販売台数(PCその他の端末製品の合計):1億1400万台、前年比37%増(毎秒約4台ずつ売れた計算)
  • PC市場で第1位:過去最高の5500万台、前年比5%増;市場プレミアム12.8ポイント:過去最高の市場シェア17.7%、前年比2.1ポイント増
  • PC+タブレット分野で第2位:6400万台、前年比18%増
  • スマート接続デバイス(SCD)で第3位:1億1400万台、前年比37%増
  • 4四半期連続でタブレット&スマートフォンの販売台数(5900万台)がPC(5500万台)を上回る
  • スマートフォン:過去最高の5000万台、中国およびROW(中国以外の市場)で市場シェアが拡大
  • 世界全体の出荷台数が72.3%増(市場平均は36.4%増)、市場シェアは4.6%(前年比1ポイント増)、世界全体のスマートフォン市場で第4位
  • 中国での出荷台数4450万台(前年比55.2%増、市場平均は46.2%増);市場シェア11.8%(前年比0.7ポイント増)
  • ROW(中国以外の市場)での出荷台数570万台(前年比11.4%増、市場平均は31.6%増);市場シェア0.9%(前年比0.8ポイント増)

 なお、同社のヤン・ヤンチン会長兼CEOは、「レノボは革新的な製品、M&A、優秀なオペレーションを通じて、自分たちの目標を順調に達成し、コア事業における収益力ある成長に対して自分たちの使命を果たせるものと私は確信しています。」と声明を発表している。

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