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仕事や日常的な作業に必要十分な性能

世界最軽量だけじゃない!13.3型タッチノート「LaVie Z LZ650」は“使えるUltrabook”だ

2014年07月14日 14時00分更新

文● 高橋量

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必要十分なパワーを備えたパーツ構成

 次に、「LaVie Z LZ650/SS」のパーツ構成を見てみよう。CPUは、2014年5月に登場した新シリーズ「Haswell Refresh」のCore i5-4210U(1.70GHz)を採用。前モデルに搭載されていたCore i5-4200U(1.60GHz)と比べ、動作周波数が100MHz向上しているのが特徴だ。グラフィックス処理を担当するGPUは、CPUに内蔵のインテル HD グラフィックス 4400。型番や性能については前モデルとまったく同じだが、CPU性能の向上のおかげでパワーアップを期待できる。

Core i5-4210Uは2コア4スレッドで動作するCPUで、最大動作周波数は2.7GHz。タスクマネージャーでCPUパフォーマンスを確認すると、4つの論理プロセッサーで動作していることがわかる

「CPU-Z」によるCPUの詳細情報

「GPU-Z」によるGPUの詳細情報

 メモリーはDDR3Lの4GB。最近はメモリー容量を多く消費するソフトが増えてきていることを考えると、やや少ない印象だ。メールや文書作成など一般的な作業なら特に問題なく、ウェブの閲覧も、極端にタブを増やさなければ大丈夫のはずだ。

メモリー容量は4GBで、エクスプローラーを開いているだけで使用率が30%台後半を推移していた

 ストレージは128GBのSSDを採用している。実際に利用できる空き容量は75.3GB程度だ。容量を節約したいなら、必要に応じてクラウドストレージや外付けHDDを利用するといい。

「CrystalDiskInfo」によるストレージの詳細情報。試用機ではサムスン製の「MZMTE128HMGR」が使われていた。ちなみに前モデルのSSDは「MZMTD128HAFV」

SSDのパーティション構成

利用可能なストレージ空き容量は75.3GBだった

 インターフェースはUSB 3.0端子×2、HDMI端子の構成で、無線機能はIEEE 802.11a/b/g/n/acの無線LANとBluetooth 4.0。メモリカードスロットの対応メディアはSD/SDHC/SDXCに対応している。ディスプレー上部に設置されたカメラの有効画素数は約92万画素だ。Ultrabookとしては過不足ない標準的な構成だ。

本体右側面には、ヘッドホン端子、USB 3.0端子×2、HDMI端子、電源コネクターを配置

左側面にはSD/SDHC/SDXC対応のメモリーカードスロットが用意されている

NEC Direct(NECダイレクト)


(次ページ、「仕事やゲームにも活用できるマシンパワー」に続く)

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