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仕事や日常的な作業に必要十分な性能

世界最軽量だけじゃない!13.3型タッチノート「LaVie Z LZ650」は“使えるUltrabook”だ

2014年07月14日 14時00分更新

文● 高橋量

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タッチ操作に優れたディスプレーと軽いタッチのキーボード

 「LaVie Z LZ650/SS」のディスプレーは13.3型で、解像度は1920×1080ドットのフルHDに対応している。より軽量な795gでタッチ非対応の「LaVie Z LZ750/SSB」は2560×1440ドットのIGZO液晶を採用しているが、一般的な作業にはフルHDの解像度でも十分実用的に使えるはずだ。

10点マルチタッチ対応のフルHD液晶ディスプレーを採用

 タッチ操作の指すべりは良好で、タッチ箇所とシステムの認識点とのズレは感じられなかった。これは、液晶パネルとタッチパネルを直接貼り合わせる「ダイレクトポンディング」方式を採用しているため。パネル間に空気の入った隙間があると視差によるズレが生じ、正確にタッチできない場合があるのだ。同時に本体の厚みを抑えられるとともに、乱反射が少なく映像を鮮明に映し出せるというメリットもある。

発色に優れたIPS液晶を採用。グラデーションの階調表現も文句なしだ

視野角が広いため、ディスプレーを斜めから見ても明るさやコントラストは保たれている。グレアディスプレーへの光の映り込みが気になる場合は、角度を調整するといい

 キーボードは85キー構成の日本語配列で、キーピッチ(キーとキーの間隔)は18mmとモバイル用途の13.3型Ultrabookとしては標準的だ。フルサイズ(19mm)のキーボードと比べるとやや小ぶりな印象を受けるかもしれないが、英数字キーについてはサイズが統一されているため使いづらさは感じない。

キーボードはテンキーなしの85キー構成。キーピッチは18mm

 キーストローク(キーを押す深さ)は1.2mmと非常に浅く、入力の打ちごたえは控えめだ。タイプ時に「カタカタッ」としたクリック感があるものの、手応えはほんのわずかといったところ。軽いタッチで入力できるので、慣れれば長時間利用しても疲れにくい。

キーストロークは1.2mmと浅めだ

 キーボードの使い勝手は悪くないが、ひとつ気がかりなのは上下のカーソルキーがかなり小さい点だ。キーの大きさを測ってみたところ、わずか9mmと英数字キーの半分程度しかなかった。

NXパッド(タッチパッド)のサイズは実測で約幅90×奥行き60.5mm。ボタン一体型で、右クリック操作は確実に右下を押したほうが認識されやすい

NEC Direct(NECダイレクト)


(次ページ、「必要十分なパワーを備えたパーツ構成」に続く)

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