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Core i5モデルは写真加工や動画編集もできる十分な性能

15.6型「Lenovo G50」はバリバリ普段使いできるか、Haswell Refreshモデルのパワーを検証

2014年06月27日 11時00分更新

文● 高橋量

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外出先でもバリバリ使えるスタミナ

 バッテリー駆動時間のテストでは以下の条件でテストを行なったところ、開始から6時間3分でバッテリー残量が5%となり休止状態へ移行した。カタログ上では上位モデルでは約4.5時間、下位モデルで約6時間の駆動が可能とされており、実際には公称値よりも長く駆動する結果となっている。重量約2.5kgの15.6型ノートは本来持ち歩き用ではないが、外出先でもバリバリ使えるスタミナを持っている。

バッテリーベンチのテスト条件
・電源プランを「省電力」に設定
・画面の明るさの自動調整をオフ
・ディプレイの明るさを40%に調整
・無線LANを有効化、Bluetoothを無効化
・テストに使用するソフト「BBench」。10秒ごとのキー入力と60秒ごとのWebアクセスを有効化

パワーは十分でも解像度が低め。外付け液晶ディスプレーを活用しよう

Core i5-4210U(1.70GHz)を搭載した上位モデルは、普段使いには十分な性能を持っている

 以上の結果から、Core i5-4210U(1.70GHz)を搭載した上位モデルは、普段使いには十分な性能を持っていることがわかる。仕事では情報収集や文書作成、プライベートでは写真の管理や動画編集など、さまざまなシーンで活用できるはずだ。Celeron N2830(2.16GHz)を搭載した下位モデルについても、メールやネット中心の日常的な作業なら、ストレスを感じる場面は少ないと思われる。Office Home and Businessが標準でプリインストールされているので、買ったその日からバリバリ使うことができる。

 唯一気になるのは、前回のレビューでも触れたように液晶ディスプレーの解像度は1366×768ドットと低い点だ。外出先で使うモバイルマシンなら問題はないが、デスク上でじっくり腰を落ち着けて使うメインマシンとしては、解像度が物足りなく感じる。日々の作業を快適に行なうなら、解像度の高い外付け液晶ディスプレーを用意したほうがよさそうだ。普段はデスクで、会議や打ち合わせなどがあるときは必要に応じて社内で持ち歩くというスタイルをおすすめしたい。

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