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どれが高速!? IEEE 802.11ac製品選び 第3回

4000円からの433Mbps11acルーター&ホテル向けルーターをチェック!

2014年06月20日 12時00分更新

文● 二瓶 朗

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“素人志向”で誰でも扱いやすい!
4000円前後で買えるプラネックス「MZK-750DHP」

プラネックスらしいホワイトカラーの「MZK-750DHP」。本体サイズは幅32×奥行115×高さ175mm

プラネックスらしいホワイトカラーの「MZK-750DHP」。本体サイズは幅32×奥行115×高さ175mm

 プラネックスコミュニケーションズの「MZK-750DHP」は、同社が「素人志向」を宣言するとおり、各種設定や運用がとても簡単な433Mbpsクラスルーターである。

 その1つが「スマホ一発!(fot iPhone/Android)」「Mac一発!」「Win一発!」の各アプリ。このアプリを各OS上で起動したら、その指示に従うだけでルーターの初期設定とWi-Fi接続設定が完了する。

 また、ルーターの設定画面もシンプルでわかりやすいUIになっており、PCからアクセスしてもスマホからアクセスしても設定確認・変更が容易にできる。

 さらにMZK-750DHPに無線接続しているWi-Fiデバイスを“見える化”して接続管理できるスマホ用アプリ「PLANEX 見えルンです!」を使えば、機器の管理も容易となる。

本体背面。WPSボタンやリセットボタンを装備。有線LANは4ポート

本体背面。WPSボタンやリセットボタンを装備。有線LANは4ポート

 搭載する有線LANポートは4基で、最高通信速度は100Mbps。WANポートも同じく100Mbps。実売価格は4000円前後だ。

誰にも「ちょうどいい」433Mbpsルーター
コレガ「CG-WFR600」

黒い板状のデザインが特徴的なコレガ「CG-WFR600」。本体サイズは幅151×奥行61×高さ112mm

黒い板状のデザインが特徴的なコレガ「CG-WFR600」。本体サイズは幅151×奥行61×高さ112mm

 「CG-WFR600」は、同社が「ちょうどいい」というフレーズを全面的にうたう11acルーターである。

 433Mbpsクラスという基本スペックもそうだが、LANポートにケーブルを接続するだけで、使っている回線の状況を把握しネット接続設定が完了する「つながるポート」機能に加え、「つながるCD」をPCにセットして画面の指示に従うだけでWi-Fi設定が完了するなど、ユーザーにとって優しい仕様が「ちょうどいい」のだろう。

 また「ワイヤレスパーティション機能」や「LANポートセパレート機能」などにより、家庭内でもユーザー間のアクセスを制限することで、セキュリティとプライバシーを確保することができるところも「ちょうどいい」をうたう根拠となっている。

 なお、本機はIEEE 802.11nには対応していない。このため、2.4GHz帯は最大300Mbpsではなく最大150Mbpsとうたっている。

本体背面。WPSボタンやリセットボタンなどがある。有線LANは4ポート。基本的に縦置きとなる

本体背面。インターフェースは下方に集中配置。WPSボタンやリセットボタンなどがある。有線LANは4ポート。基本的に縦置きとなる

 有線LANポートは100Mbps対応で4基搭載。WANポートの通信速度も100Mbpsとなっている。実売価格は5000円前後。

(次ページに続く、「433Mbps製品のスピードをチェック!」)

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