どこでも安定して繋がるルーターが欲しかった!
ドコモ「L-02F」を買ってみた
ご存じの方もいるかもしれないが、筆者はASCII.jp編集部員をしながら、グッドスマイルレーシングの広報も担当しているため、レースウィークともなると日本全国どこかのサーキットへと出張している。サーキットからTwitterで実況やニコニコ生放送をしたり、出張先のホテルでASCII.jpの記事を執筆することもあるため、とにかくネットが繋がらない環境で生きていけないカラダになってしまった。
とくに生放送は安定した回線が命なので、毎回ネット環境に試行錯誤している。ホテルの有線LANが使えるのならそれがベストなのだが、場所によっては生放送ができなかったり、VPNに繋がらないのでASCII.jpの記事が更新できない場合もある。そういった事情から、保険としてモバイルルーターが必要だと考えた。スマホのテザリングでもいいのだが、餅は餅屋という考えなので、通信ならモバイルルーターがいい。
現在、通話用にウィルコム1台、auのスマホを2台の合計3回線を所持している。なので、できるだけ安く意地できて、安定して高速に繋がるモノを探したところ、今年の2月に発売されたドコモの「L-02F」(LGエレクトロニクス製)をチョイスした。
この機種を選んだ理由は、まずドコモのクアッドバンド(800MHz/1.5GHz/1.7GHz/2.1GHz)に対応していること。東名阪の一部に限るとはいえ、下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsの高速通信が可能。バッテリーが3600mAhと大容量なので、長時間使用できること。クレードル使用が前提だが、無線LANのIEEE802.11acと5GHz帯に対応していること。このように、生放送をどこでも安定して行なうための条件がほぼ揃っていたからだ。もちろん生放送はできるし、VPNも通る(キャリアやルーターによってはできないことがある)。
(次ページでは、「月々の料金と端末の使い勝手を見る!」)
