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4K動画切抜きで、シャッターチャンスも逃さない提案も

レンズ一体型機で初の4K撮影対応「LUMIX FZ1000」

2014年06月12日 14時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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ボケ味の美しさにもこだわったLEICA DC VARIO-ELMARITレンズ

ボケるだけでない、きれいにボケる

 搭載する「LEICA DC VARIO-ELMARIT」レンズは11群15枚構成で、うち5枚がガラスプレスの非球面レンズ、4枚が色収差を低減するためのEDレンズとなる。直径62mmの大口径かつ明るく、大型センサーも搭載するため、開放F値付近の絞りで背景を大きくボケさせることが可能。FZ200との比較でワイド端で2.6倍、テレ端で1.8倍ボケるという。さらに、二線ボケや輪線などの少ないボケ味の美しさにもこだわった高画質レンズでもある。

バリアングルディスプレーの下に隠されている4Kロゴ

ローレットがついた質感抜群のダイヤル

単写、連写、ブラケットなどはダイヤル操作でスピーディーに切り替えられる

有機ELを利用した高画質なビューファインダーも特徴のひとつ

 4K動画撮影機能は、4K30p(3840×2160画素、毎秒30コマ)に対応。放熱処理などの関係で、気温40℃までの環境での撮影時間は最大30分となる。記録形式はMP4形式。フルHDまでの解像度ではAVCHDも選べる。

 また、1コマあたり約800万画素と印刷にも十分な情報量を持つ4K動画の特徴を生かした利用スタイルも提案する。具体的にはカメラ内で直接、4K動画内から800万画素相当の静止画を切り出せる「4Kフォト」だ。水風船が割れる瞬間の撮影などシビアなシャッタータイミングを要求されるシーンのほか、結婚式の撮影など複数人を1フレームに収めたい撮影で全員をいい笑顔で撮るなど、最高のシーンを手軽に写真として収められる点が特徴となる。

 また画像サイズをフルHDまで落とせば、毎秒120コマのハイスピード動画撮影(2倍のスローモーション撮影)が可能。これはGH4の毎秒96コマを上回り、レンズ一体型カメラとしては世界初だという。

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