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F1.4レンズ搭載! LUMIXに高級コンパクトモデル登場

2012年07月25日 14時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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「DMC-LX7」

「DMC-LX7」

 パナソニックから、コンパクトデジタルカメラ3機種が発表された。このうち2台は高級コンパクト機で、1台は無線LAN対応の多機能機となる。

F1.4の明るいレンズが魅力の「LX7」

DMC-LX7の背面と上部

 デザイン重視モデルの最上位機種となる「DMC-LX7」(8月23日発売予定、予想実売価格6万5000円前後)は、F1.4-2.3という明るいレンズを採用するのが特徴。「Leica DC VARIO-SUMMILUX」レンズを新たに採用し、0.3mmの極薄非球面レンズを搭載。光学ズームは3.8倍(超解像ズームとの組み合わせで7.5倍)となる。

 撮像素子は1/1.7型の新型MOSセンサー(1010万画素)を採用。高感度撮影に強く、感度は拡張設定でISO 12800まで設定可能だ。

 本格的な撮影操作に対応するのも特徴だ。本体前面のレンズ周囲には絞り調整用のリングダイヤルを装備するほか、背面には露出などを調整できるジョグダイヤルを装備。さらに内蔵のNDフィルターとフォーカスを調整できるレバーも用意する。

 写真に特殊効果を付与できる「クリエイティブコントロール」は16種類を利用可能。中でも、夜間のイルミネーションの輪郭をぼかして柔らかいイメージにする「露光間デフォーカス」と、溶けるようなボケ味を演出する「露光間絞り」が新たに加わっている。

 背面液晶モニターは3型(92万画素)で、外部EVFの利用も可能となっている。

スマホでリモート撮影できる「SZ5」

「DMC-SZ5」

ブラックとホワイトの2色を用意する「DMC-SZ5」

 LX7と同じデザイン重視モデルながら、より若年層向け機種となる「DMC-SZ5」(8月23日発売予定、予想実売価格2万5000円前後)は無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)を内蔵するのが特徴。AndroidおよびiOS用アプリ「LUMIX LINK Ver.2.0」を導入し、スマートフォンから無線LAN経由で操作することで、ライブビュー画面を確認してシャッターまで切れてしまう。

 AndroidおよびiOS用アプリ「LUMIX LINK Ver.2.0」を導入することで、ライブビューの確認やズーム操作、タッチAF、シャッターといったカメラの操作がリモートで行なえる。

 さらにスマホで撮影画像や動画の再生が可能。再生はSZ5に保存された画像を簡易的に表示するものだが、スマホ側の操作により選択した撮影画像をスマホに転送したり、FacebookやTwitterなどのSNSに投稿したりできる。

 加えて、撮影時にスマホとSZ5を接続することで、スマホで取得した位置情報をSZ5で撮影した画像に付与できる。スマホとSZ5の接続は、初期設定さえ済ませてしまえばカメラの電源を入れるだけで、以降の操作はスマホのアプリで行なえる。初期設定に関してもAndroid用スマホアプリとの間で「WPS」が利用できるため簡単だ。

 SZ5はスマホだけでなく、同社のPCやAV機器、クラウドサービスの「LUMIX CLUB」との連携にも対応する。具体的には、SZ5でUSB充電を行なうと、撮影画像が設定した機器やサービスに無線LANで自動送信される。また、テレビなどに直接写真を転送して画面に表示することもできる。

 このほか、ワイヤレス版PictBridgeに対応するワイヤレスプリンターに写真を直接転送し、印刷することも可能だ。

DMC-SZ5の背面と上面

 撮像素子は1410万画素のCCDセンサーで、光学ズームは10倍(超解像ズームで20倍)。背面液晶は3型(23万画素)で1280×720ドットの動画撮影(MP4)に対応する。

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