FZ200からレスポンスを大幅に改善、きびきび撮れる
約0.66秒の高速起動、ワイド端で0.09秒、テレ端で0.17秒と高速なAFなど、レスポンスの良さにもこだわっている。特にAFを追従させながらの連写速度(毎秒7コマ)、望遠側でのAF速度などをFZ200より大幅に改善した。
AFにはミラーレス一眼の「LUMIX GH4」と同様、DFD(Depth From Defocus)と呼ばれる空間認識技術を活用。最終的にはコントラストAFで正確なピント合わせをするが、ピント位置の異なるライブ画像を常時取得しておき、演算処理で大まかな位置を合わせた上でピントを決め込むため、高速なフォーカスが可能となる。
画像処理エンジンはGH4と同等性能の新型ヴィーナスエンジンとなる。4コアのシステムLSIを1チップに収めており、動画記録用のコーデックや各種信号処理などに対応する。カメラ専業メーカーにはない電機メーカーとしての強みもアピールする。