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セールスフォースCRMに、LINEの顧客向けメッセージ配信機能を追加

セールスフォースとLINEが協業、「ビジネスコネクト」で連携

2014年06月11日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 米セールスフォース・ドットコムとLINEは6月10日、パートナーシップの締結を発表した。LINEが企業向けに提供する「LINE ビジネスコネクト」とセールスフォースのCRMサービスとを連携させ、販売を協力して行っていく。

 ビジネスコネクトは今年2月からLINEが提供を開始した企業向けのサービス(関連記事)。LINE公式アカウントの各種機能をAPIで提供し、CRMと連携させることで、LINEを通じて個々の顧客向けにカスタマイズしたプロモーションメッセージの配信、双方向のコミュニケーションなどを可能にする。

「LINE ビジネスコネクト」の構成図。APIを通じて、メッセージ配信などの各種機能を企業の公式アカウントに提供する

 LINEによれば、同サービスの発表以降、多くの企業から反響や問い合わせがあったが、導入にあたっては連携システムの開発が必要であるため、その開発要員やコスト、スケジュールなどが課題となっていたという。

 今回のパートナーシップに基づき、両社はセールスフォースのCRMサービス「Salesforce ExactTarget Marketing Cloud」とビジネスコネクトとの連携機能を開発し、顧客企業の開発負担を軽減して導入促進を図る。

 セールスフォースのMarketing Cloudは、顧客データベースやWeb閲覧履歴などのユーザー行動データに基づき、個々のユーザーに最適化したメッセージ配信やコンテンツ表示を行うことができるCRMサービス。従来から電子メールやSMSのメッセージ配信機能を備えていたが、今回新たにLINEメッセージの配信に対応する。

 これにより、たとえばMarketing Cloudに記録されているプロファイルデータ(位置情報や言語情報など)に基づく適切なLINEメッセージの配信、顧客とのワンツーワン コミュニケーション、動画などのリッチコンテンツによる顧客エンゲージメント促進などが実現する。

 両社では、まず5100万人のLINEユーザーを抱える日本市場から対応を開始し、LINEの活用が進む海外各国/地域での展開も目指す。また、双方の既存顧客企業に対して、連携サービスの提案を行うなど新たな顧客獲得も図っていくとしている。

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