※12.5型以上液晶搭載コンバーチブルPCにおいて。(2014年5月8日現在。パナソニック調べ)
中途半端なマシンはいらない、最上のPCであってほしい
タブレットの普及が世界的に進んでいく中で、PCのあり方が問われている。特にモバイルノートではタッチを積極的に盛り込む動きがあり、Windows 8以降、2in1と呼ばれるノートPCとタブレットのスタイルを自由に行き来できる製品が続々と登場した。
タッチで操作しながら画面を相手に「見せる」用途、あるいは複数人で画面を「囲んで、議論する」用途、そしてキーボードレスで動画や写真などのコンテンツを「鑑賞する」用途など。クラムシェルを開いてキーボードを使う、伝統的なノートとは異なるスタイルも認知されてきた。
しかしこの2年間の流れを見ていくと、やはりPCはPCにしかできないことを追求していくべきだと強く感じる。それはやはり「創り出す」用途と言えるだろう。ビジネスの現場ではよりクリエイティビティが求められている。「メールで詳細に用件を伝える」「Wordの書類を作る」という点はもちろんだが、プレゼンにも写真や動画を盛り込むのは当たり前になってきた。そのためには高い基本性能と快適な入力デバイス、豊富な周辺機器と連携できる拡張性が重要だ。特にキーボードの存在は大きい。
ビューイング中心のエンターテインメント用途では今後もタブレットが大きくシェアを伸ばしていくと予想されるが、PCに向きあって、仕事の道具として使うという意味で、よりPCの役割が明確になったと言えそうだ。また、生産性を高める上では情報収集や表現能力も重要。高解像度のディスプレー上に複数のウィンドウを開き、ウェブサイトを横断してさまざまな情報を集められるPCはこの点でも有利だ。