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BDの選択も可能になった、世界最軽量(※)ハイブリッド・モバイル

本当のビジネスをしたい人に向けた、新レッツノート MX3を検証

2014年05月20日 11時00分更新

文● 編集部、写真●小林 伸

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本物のノートとしての実用性にタッチの+αが加わる


 Windows 8.1 Updateではマウス操作時の快適性が強化された。これからのPCにタッチは必要な機能だが、やはり主軸は従来のPCとしての使いやすさにあり、タッチはそれを補う付加機能であるという点を示しているように感じる。

 レッツノート MX3の特徴はクラムシェルを開く従来のノートのスタイルと、液晶を反転させたタブレットのスタイルを自由に行き来できる点にある(利用シーンに合わせてその中間の角度も選べる)。ただし、タッチの機能がついても、ノートより携帯性が劣るということはない。

レッツノート MX3のキーボード。Ultrabookだがストロークに十分な深さがあり、打鍵感に優れている

 レッツノート MX3の魅力はまず最初にノートパソコンとして申し分のないスペックを持ち、それをスポイルしない状態でタッチの「+α」が活用できるという点にあるのだ。2in1と呼ばれるノートパソコンの多くは一般的なUltrabookより機構が複雑で重量が重くなってしまうケースも多いが、本機はドライブ内蔵でも軽いレッツノートの伝統を受け継ぐ。天板を開いてキーボードを露出し、画面に向かうまでの流れも自然。過去機種同様、ノートとしての使いやすさにこだわっている。

ホットスワップにも引き続き対応する

カメラはフルHD対応。Skypeなどビデオ会議もビジネスで重要な機能になった

 長時間のバッテリー駆動もメリットだ(ブルーレイ搭載モデルでは、JEITA 2.0測定基準で約9.5時間)。ホットスワップを活用した駆動時間はJEITA 2.0測定基準で約15時間だ(別売りのバッテリーパック装着時)。フルサイズのUSB 3.0ポートを2基、アナログRGB端子とフルサイズのHDMI端子を両方持ち、かつ21mmと薄型。さらに先端が2mmと細く、書き味が優れたペンまで内蔵している。

前面には各種インジケーター類と光学式ドライブのトレーがある

背面から見ると特徴である二軸ヒンジが確認できる

インターフェース類は基本的にフルサイズであり、変換コネクターが不要になる点はビジネスの現場ではとても有益

ペンも収納している。ペン先が2mmと細く書き味にもこだわっている点は従来機種と同様だ

 もちろんタッチ対応モデルとしての様々な利便性も持っているが、何かを犠牲にするのではなく、ビジネスに必要な要素を兼ね備えた最上級のノートでありながら、タッチも使えるという点に大きな意味があると感じる。

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