東京駅一番街に『妖怪ウォッチ』専門店もオープン
ゲームもアニメも漫画もグッズも大ヒット! 子供たちに人気爆発中の『妖怪ウォッチ』をクローズアップ!!
2014年04月17日 19時25分更新
妖怪ウォッチで妖怪たちとともだちになり、一緒に悪い妖怪をやっつけよう!
オープニングストーリー
夏休みのある日、研究課題の昆虫採集に出かけたケータは、森の奥で不思議なガシャガシャマシンを発見する。興味を持ったケータがガシャマシンを回してみると、中からウィスパーと名乗る妖怪が出現。ケータに妖怪ウォッチを渡し、不思議な日常へと誘う。
「教えて!ウィスパー」その1 妖怪が見えるようになった理由妖怪ウォッチで妖怪を“ウォッチ”し、ともだちに!
『妖怪ウォッチ』の世界では、妖怪は人間の目で見ることができない存在とされている。しかし、妖怪ウォッチを使えば、妖怪を探知し、さらに発見することも可能になるのだ。
「教えて!ウィスパー」その2 妖怪の見つけ方妖怪を求めて町中をくまなく探すのは大変そうに思えるが、そこに妖怪がいることで、例えば動かない物が動いていたり、人がおかしな行動をとるなどの様々な変化が起こる。それらを目安に、いろいろ探してみるのも面白い。また、街中は、建物の大きさや道の広さ、距離などが等身大のスケールで描かれており、実在する町を探索している気分も味わうことができる。
「教えて!ウィスパー」その4 さくらニュータウンを大冒険妖怪ウォッチで見つけた妖怪とともだちになると、その証として妖怪メダルをもらえる。それを妖怪ウォッチにセットすると、いつでもその妖怪を呼び出すことが可能になるのだ。そして、呼び出した妖怪は、頼みごとを聞いてくれたり、さらに一緒にバトルもしてくれる。
ともだち妖怪を呼び出して、悪い妖怪とバトル!
バトルで重要なのが、ともだち妖怪の配置だ。まずは下の画像を見ていただきたい。
このサークルは戦闘中にクルクル回すことができ、そうすることで、前衛と後衛を瞬時に入れ替えることができるのだ。また、戦闘中に主人公がだせる指示は以下の通りだ。
・わざ…ともだち妖怪の必殺技を使用する。
・ねらう…敵1体を集中的に狙う。
・おはらい…ともだち妖怪の状態異常を回復させる。
・アイテム…アイテムを使用する。
基本的に、ともだち妖怪はオートで戦闘を行うが、その際の行動内容は、妖怪の性格で変わってくる(短気なら攻撃一辺倒など)。上記の指示をだすこともできるが、必ずしも言うことを聞いてくれるわけではないので、そのあたりのランダムさも戦術として考慮しないといけない。また、妖怪1体を後衛に下げるためにサークルを回すと、隣の妖怪も一緒に後衛に下がってくる。強い妖怪を1箇所に固めると、そういう時に不利となってしまうし、さらに回復要員などの配置も考えないといけない。子供向けのゲームとあるが、大人でも十分楽しめるほど、戦闘システムがよく練られているのだ。
さて、駆け足で『妖怪ウォッチ』を紹介してきたが、『妖怪ウォッチ』で楽しめる要素はまだまだたくさんある。『妖怪ウォッチ』には250体以上の妖怪が登場し、それらをともだちにする方法も、妖怪同士を合成する、妖怪を進化させる、特定の妖怪とともだちになる、など実に様々だ。さらに友達との対戦や100以上のクエストなどなど、やり込み要素が盛りだくさんで、遊びつくすにはかなりの時間が必要となるだろう。
『妖怪ウォッチ』が人気の理由は
実際、『妖怪ウォッチ』はとても面白いゲームだ。アラフォーの筆者も、のめり込みすぎて我が家で禁止令が出てしまった。切ない。
さて、原作であるニンテンドー3DS版『妖怪ウォッチ』の売り上げは、累計で70万本近くである。70万本は確かに多いのだが、社会現象とまではいかない数字だ。では、なぜ『妖怪ウォッチ』が、グッズが即売れするまでの人気となったのか。これは多くの人が感じていると思うが、アニメや漫画など、クロスメディア展開が大成功をおさめたからだろう。アニメが面白い、漫画が面白い、ゲームも面白いのだ。これで人気にならないはずがない。
ゲームをしていた子供たちは、アニメや漫画も見るだろうし、アニメで、漫画で、『妖怪ウォッチ』を知った子供たちもゲームをプレイしてみるだろう。さらに、収集癖をくすぐるグッズの数々を、これまた絶妙なタイミングで出してくるのだ。お父さんやお母さんたちの財布に直撃している妖怪たちが、次にどんな展開を見せてくれるのか。これからも『妖怪ウォッチ』から目が離せない。