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標的型攻撃への迅速な対応を実現

トレンドマイクロ、CSIRTやSOCの構築・運用支援サービス開始

2014年04月08日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 トレンドマイクロは、標的型サイバー攻撃の早期発見・迅速対応が可能な組織体制の構築・運用のための「CSIRT/SOC構築・運用支援サービス」を4月7日から開始する。

 標的型攻撃のリスクの高い大手企業および中央省庁では、ログ監視などにより、攻撃の早期発見を担当するSOC(Security Operation Center:ソック)や、SOCから提供される情報を用いて、インシデント発生時の被害を最小限に抑えるための対応(インシデントハンドリング)を行なうCSIRT(Computer Security Incident Response Team:シーサート)を組織内に構築するニーズが高まっている。また、組織内でセキュリティマネジメントを行なえる人材の育成も早急に対応すべき課題となっている。

 今回発表されたCSIRT/SOC構築・運用支援サービスは、個々の組織で取り扱う情報やシステム利用環境、過去のインシデント発生状況などを踏まえたコンサルティングに基づき、組織全体のセキュリティレベル向上に有効なCSIRT/SOCの構築を支援するもの。構築したCSIRT/SOCが実行力を伴った組織として活用されるよう、実環境を模した演習や事例に基づいた実践的なセキュリティトレーニングを提供し、組織内の人材育成を促進するという。さらに、クラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network」に日々蓄積される脅威情報(スレットインテリジェンス)を活用し、ユーザーの環境における効率的かつ的確な脅威の分析・把握を支援する。

 料金は個別見積となる。

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