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楽しく、そして熱く、セキュリティの基本を学ぶかるた大会が今年も

全員前のめりで挑む!セキュリティいろはかるた大会2014

2014年02月18日 06時00分更新

文● 谷崎朋子

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 第1回戦は、様子見もあってか比較的穏やかに展開した。各チームとも、まずは自分の目の前に置かれた札に集中し、見つけたらそっと手を出すという具合だ。以前に出場した参加者も多く、優勝に向けて戦略を練ってきた気配が立ち込める。

各チームとも、最初は手の出し方がやや控えめ

 しかし(案の定?)、対戦を重ねるごとに場内はヒートアップ。相手の前にある札めがけて果敢に飛び込む人、本格的な百人一首大会のごとく札を払い飛ばす人、舞い上がるかるた札。1枚の札を巡る戦いの炎は徐々に燃え盛っていった。

次第に全員前のめりに

爆ぜろリアル! 弾けろシナプス!

大和撫子の美女チームも札を取るときは体当たり

 ヒートアップする会場に、スペシャルゲストが登場した。日立ソリューションズがスポンサーする東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラ「つばみ」ちゃんだ。賞品の頭皮ケア用品がほしいから、もらった人は私にくださいとおねだりする姿もかわいい。

参加者を一瞬で笑顔に変えたつばみちゃん

 愛くるしい動きで場内を和ませた、つばみちゃん。参加者にそっと近寄り、句が読まれた瞬間、参加者をドンと押すイタズラも。お手付きを誘う行為でも、やられた参加者は一様にほほを緩ませていた。

押されて、むしろうれしい?

 1時間以上にわたり繰り広げられた、セキュリティいろはかるた大会2014。熱戦の結果は次のとおりだ。

 優勝:「F☆ジョシ reborn」チーム(冨士機材)
 2位:「かるたギャング」チーム(日経統合システム)
 3位:「UHかるた同好会」チーム(上田ハーロー)

熱戦を制して優勝した「F☆ジョシ reborn」チーム

 終了後、思いきり楽しんだ参加者からは「みんな本気でびっくりした」「かるたはスポーツだと実感した」「監修者がこんなに札をとれないとは」など、さまざまな声が上がった。大いに盛り上がった今年のセキュリティいろはかるた大会は、こうして幕を閉じた。

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