インターネットイニシアティブ(IIJ)は2月17日、「IIJ大規模コンテンツ配信サービス」の新品目として「マルチデバイスストリーミング/Live」の提供を開始した。PC、スマートフォン、スマートテレビ、携帯ゲーム機など、多様な端末に対しライブコンテンツが配信可能になる。
IIJ大規模コンテンツ配信サービスでは、すでに2013年7月から、多様な端末に対して録画コンテンツを配信する「マルチデバイスストリーミング/VoD」を提供している。今回、さらにライブコンテンツの配信にもサービス範囲を拡大した。
マルチデバイスストリーミング/Liveでは、ライブストリームをIIJ側設備にアップロードすることで、各端末に適した動画フォーマット(PC用のHDS、スマートデバイス用のHLS)に変換して配信を行う。暗号化フォーマットのHLS(AES-128)、視聴時間を24時間に制限できるPHDSにも対応する。
また、顧客が解像度やビットレートの異なる複数のライブストリームをアップロードすることで、通信環境に合わせて最適なビットレートに自動切り替えを行うABR(アダプティブ・ビットレート)でのコンテンツ提供も行える。
サービス利用料金は、初期費用が20万円、月額費用が帯域に応じて個別見積もりとなっている。国内限定配信、IPv6などのオプションも用意されている。
