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2013年CPUクーラー最強王座決定戦 第4回

ついに王座決定! 2013年CPUクーラー王座決定戦【第4回】

2014年02月08日 12時00分更新

文● 加藤 勝明

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 次にチップセット/メモリ/VRM温度を見てみよう。

アイドル時のチップセット温度(単位:℃) ←Cool

高負荷時のチップセット温度(単位:℃) ←Cool

アイドル時のメモリー温度(単位:℃) ←Cool

高負荷時のメモリー温度(単位:℃) ←Cool

アイドル時のVRM温度(単位:℃) ←Cool

高負荷時のVRM温度(単位:℃) ←Cool

 チップセットはリテール以外の製品が僅差でほぼ団子状態だが、特にアイドル時のチップセットとCPUの温度は傾向がかなり似ている。CPUに送り込む風量の差が小さいほど、空気をかき回しにくいと考えるべきだろう。

 一方メモリー温度はあまりCPU温度と関係がないように見える(リテールは除く)が、「ETS-T40-W」「Venomous X-RT Rev.SB-E」の2製品が4.6GHz組の中では少々高い存在になっていることから、ファンが小口径でメモリーとの干渉が少なく、さらにファンの風量も抑え目だとやや高くなる傾向がある、といえるだろう。

 そしてVRM温度はCPUクーラーの性能にあまり関係なく、電力消費の大きくなる4.6GHz組の方が高くなるという傾向が見られた。ここでは「NiC F4」「NC C5」のようなデュアルファン搭載クーラー、もしくは「BigTyp Revo.」のような正統派トップフロー式クーラーの強さを再確認した次第だ。

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