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豊富な導入実績から考えた“効率の良い”“長く使える”ハイエンドルータとは?

ISPのリアルな悩みを解決!アラクサラ「AX8600Rシリーズ」

2014年01月30日 09時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 ISPのサービスを支える現場では、大量の機器の安定運用だけでなく、作業の効率化や新技術への迅速な追従、高付加価値サービスの開発といったことが求められるようになっている。キャリア/ISPへの豊富な導入実績に基づき、アラクサラネットワークスが開発した次世代キャリアエッジルータ「AX8600Rシリーズ」が、そうしたニーズに応える。

インターネットサービスプロバイダーの抱える重い課題

 ブロードバンド回線やモバイルデバイスの急速な普及を背景に、インターネットトラフィックが爆発的に増加し続けている。すでにインターネットは“重要な社会インフラ”と見なされるようになっており、インターネットサービスプロバイダー(ISP)の接続サービスには、安定性や回線品質の向上と価格低廉化という両面からの圧力が強まっている。

 そのため、ISPのサービスを支える現場では、大量のネットワーク機器の安定運用だけではなく、作業効率をよりいっそう高めること、新たなテクノロジートレンドにいち早く追従していくこと、付加価値の高いサービスを生み出していくことなどが求められるようになっている。

 日々のオペレーションを効率化し、サービス品質の維持向上とコスト削減を両立させるにはどうしたらよいのか。5年後、10年後のISPビジネスも見据えた、無駄のないインフラ投資はどうあるべきか。

 こうした声に応えるべく、キャリア/ISPへの豊富な機器導入実績を持つアラクサラネットワークスが2013年9月に出荷開始したのが、次世代キャリアエッジルータ「AX8600Rシリーズ」だ。発表直後から「Interop Tokyo 2012 Best of Show Award」のグランプリを受賞するなど、業界内においても評価と注目度の高い製品である。

アラクサラの次世代キャリアエッジルータ「AX8600Rシリーズ」(左:AX8616R、右:AX8632R)

 最大6.4Tbpsのスイッチング容量を持つAX8600Rシリーズは、4分の1スロットサイズのインタフェースカード単位で増設が可能な「マイクロラインカード構造」を採用。1ギガビット(1G)や10G、100G、さらに光ケーブルとUTPケーブルなど、多種の回線を混在させて収容できるうえ、マイグレーション時の追加投資を最小限に抑えられる構造となっている。

 加えて、将来的に実用化されるプロトコルや新たなサービスにも柔軟に対応できる「拡張性」を持ち、もちろんアラクサラが一貫して追及してきた「安定性」や「信頼性」も受け継いでいる。

AX8600Rシリーズは「マイクロラインカード構造」により、4分の1スロットサイズのインタフェースカード単位で増設が可能だ

スクリプトやテンプレートの機能で運用効率を大幅に改善

 アラクサラはAX8600Rシリーズの開発において、パフォーマンスや信頼性の向上だけでなく、オペレーターの日々の運用管理作業を効率化/省力化する「運用性」の改善にも取り組んでいる。運用性の改善は、ISPにおいて人件費やサービスコストの低減とサービスレベルの向上に直結する大切なポイントだからだ。

 AX8600Rシリーズでは、大手キャリア/ISPの顧客からアラクサラに寄せられる“現場の声”を生かし、運用管理業務の負担を軽減するさまざまな機能が実現している。

 その1つが「コンフィグテンプレート機能」だ。これは、これまで複数回のコマンド入力が必要だったコンフィグレーション作業をテンプレート化し、1アクションで実行可能にするというものだ。テンプレートにパラメーター(変数)を指定することもできる。

 この機能を使えば、たとえば休日前後に発生する設定変更、新規ユーザー追加時の設定作業など、何度も繰り返して手作業で実行するような操作を、1アクションにまとめることができる。作業効率が向上するだけでなく、実行時のヒューマンエラー抑止にもつながるはずだ。

コンフィグテンプレートの作成と実行の例。複数コマンドを1アクションにまとめるテンプレートを、簡単に作成できる

 もう1つ、AX8600RシリーズはPythonベースのスクリプト実行環境「運用支援スクリプト機能」を搭載し、オペレーションの自動化を促進している(2014年秋頃リリース予定)。

 運用支援スクリプト機能は、「イベント監視」「スクリプト実行」「スクリプトアクション」という3つの機能で構成される。機器障害や回線ダウンといったイベントログの発生、あるいはタイマーを監視して、あらかじめ定義されたスクリプトを自動実行する。実行可能なアクションにPython自体のライブラリ機能や任意のCLIコマンドを組み込むこともできるため、これを使ってユーザー自身で自由にスクリプトをプログラミングすることが可能だ。

 このスクリプト機能により、定時実行する操作や設定、障害発生時の初期対応などの作業を自動化し、外部の管理サーバーなしで運用作業を自律化/省力化できる。また、たとえばSNMPトラップの形式を特定のNMS(ネットワーク管理システム)に適合した形式に変更するなど、AX8600Rシリーズが標準では備えていない機能も柔軟に追加できる仕組みとなっている。

運用支援スクリプト機能の概要。外部管理サーバーなしで運用管理作業を自動化、省力化できる

 さらに、「ISSU(In Service Software Update)機能」の強化によってOSのアップデート作業時間が大幅に短縮される ほか、コンフィグレーション投入性能(設定反映までの時間)を高速化するなど、細部まで行き届いた配慮により、AX8600Rシリーズは大量の機器を運用するオペレーターの作業を確実に効率化する。
※将来予定

5年後、10年後に備えたキャパシティと柔軟性

 AX8600Rシリーズでも、アラクサラの他製品と同様に「ロングライフソリューション」が提供されている。これは技術支援や保守部品提供、故障修理といったメーカーサポートを、製品の販売終了時期にかかわらず出荷から最長10年間継続するというものだ。高い信頼性を持つアラクサラ製品を長期間、より安心して利用できる制度と言える。

アラクサラの長期サポート制度「ロングライフソリューション」。長期間、安心して製品を利用できる

 もちろん、長期にわたって使い続ける間には、現在の1Gから10G、100Gへの移行や、数年後に標準化される見込みの400G、1000G(1テラビット)などへの対応も必要となってくる。こうしたネットワーク技術/標準の進化に追従していくことができれば、中長期的な視点から効率の良い投資となるはずだ。

 先にも述べたとおり、AX8600Rシリーズは現時点で最大6.4Tbpsのスイッチング容量を持っており、100Gを最大16ポート、10Gを最大384ポート 収容できる。さらに、モジュールのアップグレードによって、同じ筐体のままスイッチング容量を10Tbps超にまで拡大することも可能なアーキテクチャであり、400G/1Tが実用化される時代にも余裕のキャパシティで応えることができる。
※将来予定

 加えて、ルータの基本機能であるパケット転送を高速実行する「フォワーディングエンジン」と、カプセリングやアドレス変換など多様なパケット処理を柔軟に実行する「プログラマブルエンジン」を協調動作させる「ハイブリッドエンジンアーキテクチャ」によって、転送性能を劣化させることなく機能を拡張可能。高度な付加機能はサービスモジュールカードで対応しており、将来的なサービスニーズの拡大にも対応している。

 将来のネットワークインフラ、そしてISPビジネスを担うキャパシティとポテンシャルを備えたAX8600Rシリーズ。アラクサラが自信を持って世に送る次世代ハイエンドルータに、ぜひとも注目していただきたい。

(提供:アラクサラネットワークス)

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 技術的視点からAX8600Rシリーズのエンジンアーキテクチャを解説しています。こちらもぜひご覧ください。

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■関連サイト:
アラクサラ「AX8600Rシリーズ」製品ページ

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