Adaptec「ASR-8805 SGL」、「ASR-8885 SGL」、「ASR-8885Q SGL」
SAS 12Gbps対応のRAIDカードがAdaptecブランドからも発売
2013年12月27日 23時16分更新
PMC-Sierraが取り扱うAdaptecブランドから、SAS 12Gbpsインターフェースに対応したRAIDカード「Adaptec 8」シリーズが発売された。
用意されるラインナップは、内部8ポートの「ASR-8805 SGL」、内部8/外部8ポートの「ASR-8885 SGL」、内部8/外部8ポートでキャッシュ保護機能を備えた「ASR-8885Q SGL」、内部16ポートでキャッシュ保護機能を備えた「ASR-81605ZQ SGL」の4モデル。このうち「ASR-81605ZQ SGL」を除く3モデルが販売中だ。
「Adaptec 8」シリーズは、PMC Sierra製「PM8063」コントローラーとPCI Express3.0(x8)インターフェースを組み合わせることで、RAID 0ではシーケンシャルリード最速6.6Gbps、パリティ制御を含むRAID 5でも5.2Gbpsの高速アクセスを実現。
上位モデル「8Q」シリーズでは、キャッシングとティアリング機能をサポートする「maxCache Plus」を装備。ストレージデバイスの一部をキャッシュとして使用することで、データアクセスのパフォーマンスを更に向上できるとしている。
カード本体は、いずれもLowProfileデザイン。また、販売ショップのひとつオリオスペックによると「Adaptecブランドでは12Gbps SAS対応のケーブルを取り扱っていないため、別途用意する必要がある」とのこと。
価格は「ASR-8805 SGL」がBUY MORE秋葉原本店で7万2800円、オリオスペックで7万7800円、「ASR-8885 SGL」がオリオスペックで9万3800円、「ASR-8885Q SGL」がオリオスペックで14万2800円となっている。