9月5日、PMCシエラは12Gbps SAS対応のRAIDアダプタ「Adaptec 8シリーズ」を発表した。5製品をラインナップしており、内部用16ポートの「81605ZQ」、内部用8ポート、外部用8ポートの「8885Q」「8885」「8885E」、内部用8ポートの「8805」が提供される。
全モデルロープロファイルで提供され、インターフェイスはPCIe Gen3 x8。4kランダムリードで、業界内でもトップクラスの70万IOPSを実現。前世代の製品と比較して60%向上しているという。
競合製品に比べ2倍のドライブが接続できる拡張性(最大16ポート)を持ち、多ポートを利用することでSSDとHDDの組み合わせで使用するハイブリッドアレイを構成できる。
81605ZQと8885Qには、階層化(ティアリング)&キャッシングソフトウェア「maxCache Plus」が付属。アプリケーションの高速化を実現できるという。また、RAIDコントローラー上のキャッシュメモリをNANDメモリにコピーすることで、キャッシュ内容を保持するゼロメインテナンスキャシュプロテクション技術も搭載されている。
製品は2013年第4四半期より同社のパートナーから入手できるという。
