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長く現役として使えるゲーミングPCが欲しい人に最適

“Radeon R9 290X”で17万円!AMD最速GPUのゲーミングPC「NEXTGEAR i630GA3-SP2」

文●石井英男

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 マウスコンピューターといえば、気軽に購入できるエントリーモデルから、プロフェッショナル向けのワークステーションクラスの製品まで、幅広いラインナップを誇るPCメーカーである。ノートPCの品そろえも充実しており、コストパフォーマンスの高さで人気を博している。一方で、マウスコンピューターの豊富なラインナップの中でも特に評価が高いのが、性能を重視するPCゲーマー向けのゲーミングPC「G-Tune」シリーズである。同シリーズは、いち早く高性能な最新CPUとGPUを搭載し、PCゲーマーからの高い支持を得ているシリーズである。

 今回は、第4世代Coreプロセッサーを搭載した最新ゲーミングデスクトップ「NEXTGEAR i630シリーズ」の中から、AMDの最新ハイエンドGPU「Radeon R9 290X」を搭載した「NEXTGEAR i630GA3-SP2」を試用する機会を得たので、早速レビューしていきたい。

メンテナンス性に定評のあるオリジナルミドルタワーケースを採用

 「NEXTGEAR i630GA3-SP2」は、拡張性と設置性のバランスが取れているミドルタワーマシンである。ケースはマウスコンピューターオリジナルで、従来からメンテナンス性とデザイン性の高さで人気がある。ケースの外観も、特にフロントパネルの鉄仮面のようなデザインが目をひき、ピアノのような深い光沢のあるブラックに輝くクロムパーツがカッコイイ。クロムパーツ部分には、デザインを活かしながら吸気口が設けられている。

NEXTGEAR i630GA3-SP2の外観。鉄仮面のようなクロムパーツが印象的だ

NEXTGEAR i630GA3-SP2のフロントパネル。光沢のあるグロスブラックとクロムパーツのコントラストが美しい

 フロントパネルを開けると、光学ドライブなどにアクセスできる。拡張性も高く、5インチオープンベイを2基と3.5インチオープンベイを1基備えているほか、3.5インチシャドウベイが4基用意されており、BTOによってSSDを2基搭載したRAID 0構成なども実現できる。フロントパネル前面に装着されているメッシュパネルは、工具を使わずにワンタッチで簡単に取り外せるようになっている。フロントパネルの下部には6個の青色LEDが搭載されており、電源を入れると美しく点灯する。エアフローについてもよく考えられており、フロントパネルには120mmの大型吸気ファンが、バックパネルには100mmの排気ファンが装着されており、効率よく冷却が可能だ。もちろん、電源ユニットにも排気ファンが搭載されているため、排熱能力は十分だ。

フロントパネルを開けたところ。5インチオープンベイ×2と3.5インチオープンベイを備えており、下部の大型メッシュパネルは工具を使わずにワンタッチで着脱できる

 ケースの天板部分に各種I/Oポートが用意されていることも特筆できる。天板には、マルチカードリーダーやUSB 3.0×2、USB 2.0×2、マイク入力、ヘッドホン出力が用意されているので、USB機器の脱着やSDメモリカードなどの抜き差しなどに便利だ。特に、机の下に本体をおいた場合など、一般的なタワーマシンのようにフロントパネルの下部にI/Oポート類が用意されていると、ケーブルなどの抜き差しのためにかがむ必要があるが、天板にI/Oポートが用意されている「NEXTGEAR i630GA3-SP2」なら容易にアクセスできる。

天板部分にI/Oポートが用意されているので、床置きした場合も、I/Oポートへのアクセスが容易だ。USBポート同士の間隔も広く、大きめのUSBメモリなどを差しても干渉することがない


 

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(次ページ、「AMDのフラッグシップGPU「Radeon R9 290X」を搭載し、高い描画性能を実現」に続く)

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