質実剛健&安心感たっぷりのエプソンダイレクト製PCをパワーアップしていく記録 第4回
最新OSを導入しよう
「Endeavor MR7200」はWindows 8へも簡単に移行可能!
2013年12月20日 11時00分更新
前回は、エプソンダイレクトのデスクトップPC「Endeavor MR7200」のストレージを「Samsung SSD 840 EVO」の250GBモデル×2に換装した。続いては、Windows 8化だ。
DVDドライブにWindows 8のディスクを入れてそちらから起動すれば、ちょちょっと操作するだけでインストールが始まる。後は、“ぼーっ”としていればSSD搭載Windows 8マシンとして生まれ変わってくれた。BIOSの設定さえちゃんとできていれば、あとは至極簡単な作業ばかりである。もともと入っていたHDDのほうは、データドライブとして活用していくことにした。
ちなみに、SSDを導入する際に、既存のHDDからSSDにCドライブをSamsunが提供するクローンソフトや、フリーソフトなどでクローンして、Windows 7マシンとして使い続けることもできる。このあたりは、お好みでどうぞ。
HDDとSSDの速度比較
さて、「Endeavor MR7200」がSSD&Windows 8マシンになったからには、どれくらい速度が上がったのかが気になるところ。起動時間とクリスタルマークによるベンチマークで比較してみよう。ただし、今回はSSD換装と同時にOSをWindows 8にしてしまったため、完璧なデータとはいえないが、十分すぎるほどの参考数値は取れるはずだ。
まずは起動時間の比較。電源を入れてから、ストレージへのアクセスランプが消えるまでを計ったところ、Windows 7(HDD)では、3回計測した平均で1分8秒であった。ただしこれは購入してそのままの状態なので、使用するために必要な起動時に立ち上がるソフトを導入していくとあっというまに数分まで伸びることは想像に難くない。
一方、Windows(SSD)では、モダンUIが表示されてアクセスランプが消えるまで、24.3秒であった。筆者の経験からすると、起動時のアプリケーションが増えても、この数字がそれほど伸びるとは思えない。もう、使いたいと思ったらすぐ使えるようになるレベルだ。さすがSSDパワー!
さらにクリスタルマークの結果を下に掲載する。この圧倒的な数値の差には、うっとりしてしまう。
高品質パーツで構成されているために抜群の安心感をもたらしてくれるいエプソンダイレクト「Endeavor MR7200」が、ハイパーなスピードを手に入れて最高クラスの快適さを手に入れた瞬間を目のあたりにしてしまった。もうこのまま自分の物にしたい衝動をこらえなければ!
Endeavor MR7200の主な仕様 | |
---|---|
CPU | Intel Core i7-4770(3.4GHz) |
チップセット | インテル H87 Express チップセット |
メモリ | 8GB |
グラフィックス | Intel HD グラフィックス 4600 |
ストレージ | 500GB HDD |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T) |
インターフェイス | USB 3.0端子×4、USB 2.0端子×5、HDMI端子、ミニD-Sub端子、ヘッドホン、マイクなど |
光学式ドライブ | DVD-ROMドライブ |
本体サイズ/重量 | 幅179×奥行き406×高さ368mm/最小重量9.9kg |
OS | Windows 7 Home Premium(64bit版) |
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