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開発元CEOのラビー氏「BI、BAは簡単であるべきだと信じている」

モバイルBI新版「Yellowfin 7」、テーマは“3つのB”

2013年12月06日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 京セラ丸善システムインテグレーション(KMSI)は12月下旬より、モバイルBI(Business Intelligence)ツールの最新版「Yellowfin 7」の提供を開始する。開発元である豪イエローフィンのCEO、グレン・ラビー(Glen Rabie)氏は、新バージョンの機能改善テーマを「Beautiful、Balanced、Brilliantという“3つのB”だ」と説明する。

イエローフィンのCEO、グレン・ラビー氏

 YellowfinはWebベースのモバイルBIツール。PC、スマートデバイスなどのクライアント向けにビジュアルなダッシュボードやレポートなどを作成、提供する機能を持つ。また、BIデータに基づいて関係者間のコミュニケーションを促す、SNSライクなコラボレーション機能も備えている。

 12月5日にKMSIが開催したセミナーで、来日したイエローフィンのラビー氏は「BI、BA(Business Analytics)は簡単であるべきだと信じている」とYellowfinの基本理念を説明した。つまりIT管理者だけでなく、ビジネスユーザー自らが必要に応じてダッシュボードやレポートを自在に作成できるべきだというわけだ。「そのために3つのポイントに注目した」(ラビー氏)。すなわち、Beautiful(美しく)、Balanced(均整のとれた)、Brilliant(輝かしい)という3つの“B”である。

 「BIツールは、ビジネスユーザーにアピールするように美しくなければならない。『使っていて楽しい』と思えるようなUIを提供することがわれわれのゴールだ。また『IT部門における管理の容易さ』と『セルフサービスユーザーのニーズ』との絶妙なバランスを実現すること。新しいレポートの作成も管理も、どちらも容易なものにする。そしてユーザーを深い洞察に導くような、輝かしいアナリティカルエクスペリエンスを提供すること」(ラビー氏)

 新版であるバージョン7では、モバイル、意志決定、管理、レポート作成、マルチチャートビジュアライゼーションという5つの主要領域でそれぞれ改良が加えられたと、ラビー氏は説明した。モバイルではiPad/iPhoneのネイティブアプリが改良され、特にiPhone向けアプリではルックアンドフィールが刷新されている。また、コラボレーションベースの意志決定を支援するため、新たに「投票機能」が追加された。

デモ画面よりiPhoneアプリのダッシュボード(左)。メニューがスライド表示されるようになった(右)

コラボレーション機能(ディスカッション)では、各ユーザーの発言への「いいね!」のほか、決議案(最終投票)の集計もできる

 管理コンソールでは、これまで別画面だったユーザー数やレポート/ダッシュボード数などの情報を統合し、IT部門でよく必要とされるデータを単一のコンソール画面で管理できるようになった。レポート機能では、モバイルデバイスからのレポート作成が可能になったほか、作成中のデータ/グラフのリアルタイムプレビューも可能になっている。マルチチャートビジュアライゼーションでは、単一データから多種のグラフが作成可能になったほか、ダッシュボードに貼り付けられるウィジェットととして、画像やテキストも追加されている。

 最後にラビー氏は2014年に同社が取り組むロードマップとして、マップ機能の改良、より多くの接続オプション、オペレーショナル分析の3点を挙げた。「(Yellowfin 7は)単にインタフェースを改良しただけでなく、高度なデータ分析を可能にしている。ビジネスユーザー自身が自由にレポートを作成し、社内で共有できてほしいと願っている」(同氏)。

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