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もっと簡単で使いやすく!新バージョンが今夏に登場

BIツールの成長株「Yellowfin」の最新バージョンが披露

2014年07月10日 09時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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7月9日、京セラ丸善システムインテグレーション(KMSI)はBIツール「Yellowfin 7.1」の新製品発表会を開催した。顧客を対象とした発表会では、Yellowfin CEOのグレン・ラビー氏が登壇し、シンプル、使いやすさを追求した製品のコンセプトや新機能を紹介した。

とにかくシンプルで使いやすくを突き詰める

 Yellowfinは2003年に設立されたBIツールベンダー。TableauやQlikViewに比べて知名度は低いものの、シンプルで使いやすいユーザーインターフェイスを備え、グローバルでは100万人のユーザーを獲得している。日本では京セラ丸善システムインテグレーションが総販売代理店として展開しており、昨年から180%の伸びを示しているという。

 発表会で登壇したYellowfin CEOのグレン・ラビー氏は、「ビジネスインテリジェンス・ビジネスアナリスティック(BI・BA)は簡単であるべき」という信念を語る。これを実現するため、Yellowfinでは、シンプルで使いやすいという「美しい(Beautiful)」ユーザー部門とIT部門の「均整のとれた(Balanced)」、深い洞察に導くエクスペリエンスを提供する「輝かしい(Brilliant)」の3つのフィロソフィーを持つと説明した。

Yellowfin CEOのグレン・ラビー氏

 直近では400の顧客を増やしており、この中にはモトローラ、コカコーラやユニリーバ、イーベイなどの大手企業を含むとのこと。ラビー氏は「利益の向上やリスクの軽減、新しいビジネスの創造に活かしてもらっている。モトローラは営業のトラッキング、コカコーラーは職場リスクの追跡、Webでの広告効果や流通ビジネスの測定に利用している」と語る。

ロケーションインテリジェンスの機能強化

 最新のYellowfin 7.1の更新点は改良がメイン。メモリ使用の最適化や閲覧コンテンツのロード速度改善などでパフォーマンスと操作感を向上させたほか、多くのビジネスマンが日々使うCSVのデータインポートを容易にした。また、ビジュアル化に際しても、カラーオプションや16の新しいグラフを追加。ラビー氏は「業界トップ企業の74%はエンドユーザーに自由にデータ分析を行なわせている。新グラフの追加で、さらに分析の自由度を高まる」とアピールする。

グラフの種類やカラーオプションを追加

 最大の改良点は、地図を使った「ロケーションインテリジェンス」。ベースマップを改良することで、より早く、より簡単にデータを地図上で視認できるようになった。Googleマップのような使い勝手でありながら、PDFでの出力も可能になったという。また、あらかじめGISデータをパッケージ化したジオパックを使うことで、郵便番号から地図データをリンクし、素早い地図作成を可能にする。さらに単に人口調査データをバンドルしたり、インテリジェンスで用いるデータ自体も充実させた。

 全般的に見れば目新しい機能を追加したわけではない。しかし、ラビー氏は、「目的は、もっとも簡単で、直感的なBIツールを作り上げること」と述べる。Yellowfin 7.1は現在β版を提供しており、8月末にリリースする予定となっている。

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