日本ヒューレット・パッカード(HP)は11月15日、「Enterprise Cloud Services - Mobility(ECS-Mobility)」の販売を開始した。企業のモバイル端末に対し管理機能(MDM)、セキュアなファイル共有およびアプリケーションアクセスの機能を提供するマネージドクラウドサービス。
ECS-Mobilityは、同社「HP Converged Cloud」ポートフォリオ群の一部であるマネージドクラウドサービス「HP ECS」の新ラインアップで、HPのデータセンターで運用されるサービスをインターネット経由で利用できる。
発表によれば、ECS-Mobilityではタブレットやスマートフォン向けに、セキュアなアプリケーションアクセス、同期型のファイルストレージ/共有の機能を提供する。ファイルストレージでは、国内ストレージ活用によりデータガバナンス/法令順守にも対応するとしている。
さらにIT部門向けには、モバイル端末へのセキュリティポリシー適用ツール、アプリケーション/データ保護のためのアクセスコントロール機能、OS/アプリケーションの一元アップグレード管理機能などが提供される。
同日より販売開始。価格は個別問い合わせだが、端末台数ではなくユーザー数ベースでの価格設定としている。