オープンストリームとサイボウズは11月14日、オープンストリームの業務システム向けWebプラットフォーム「Biz/Browser」とサイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」を連携するサービスの提供を開始した。なおkintoneの契約社数が1000社を突破したことも発表されている。
kintoneは、Webデータベース型の業務アプリをノンプログラミングで構築できるクラウドサービス。サイボウズの発表によれば、11月8日時点で契約中の顧客社数が1000社を突破した。サービス開始当初は中小企業の契約が多かったが、最近ではディー・エヌ・エーの数千名規模での導入を始め、大企業からの契約も増加しているという。
オープンストリームのBiz/Browserは、クラウドとオンプレミスのフロント統合やマルチデバイス対応、スマートデバイスによるオフライン業務を可能にする業務システム向けWebプラットフォーム。
今回の連携により、既存のオンプレミス情報資産をkintone上に表示し、またkintoneで入力されたデータをオンプレミスに取り込むことが可能となった。これにより高い操作性や現場のスマートデバイス活用が実現し、迅速かつ柔軟な業務改善が行えると述べている。
また、オフライン環境下でもデータ入力が可能になり、連携機能の設定も容易になるため、情報資産の活用が促進されるとしている。
サービス利用料金は、Biz/Browserのライセンス費用が10クライアントあたり12万円から。またkintoneの利用料金が1ユーザーあたり月額880円(税抜)となっている。
