このページの本文へ

再生時に聴く方向を選べる機能を搭載

パナソニック、ノイズ低減のICレコーダー「RR-XS705」など3機種

2013年11月01日 18時36分更新

文● 行正和義

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

新機能を搭載したICレコーダーRR-XS705/RR-XS455/RR-XS355

 パナソニックは11月1日、ノイズを低減しつつ狙った音を録音する「クリアズーム録音」や、再生時に音の方向を選択できる「フォーカス再生」などの機能を搭載したICレコーダー製品「RR-XS705/RR-XS455/RR-XS355」を発表、11月15日より発売する。

 「クリアズーム録音」は、周囲の音を低減して特定方向(本体前面)に指向する録音機能。電子的な処理に加えてRR-XS705では指向性を変更できる「可動式本格ズーム録音」も搭載する。

 「フォーカス再生」は、ステレオ録音された音声から再生時に前方/右方向/左方向の音を強調する機能(XS705/XS455に搭載)。会議などで特定の人の声を聴き取るのに利用する。

再生時に方向を指定できる「フォーカス再生」

 このほか、一定の音を流したあとで無音または小音量で繰り返す「シャドーイング再生」、インデックスを付けてすぐに戻って再生する「復習ポイント再生」といった語学学習向けの新機能が搭載されている。マイクで集音した音をリアルタイムで聴ける「集音機能」、設定などを音声で読み上げる「新音声ガイド」、ダイレクトUSB接続、USB充電などの機能を備える。

可動式本格ズーム録音を搭載する「RR-XS705」

 RR-XS705は、メモリ容量4GB、PCM(44.1kHz)/MP3(最高320kbps)で録音可能、FMラジオチューナー内蔵。電源は単4ニッケル水素充電池☓1本もしくは単4アルカリ乾電池☓1本。本体サイズは幅38.5☓奥行き15.7☓高さ122.2mm、重量は約66g(充電式電池含む)。

コンパクトデザインの主力機「RR-XS455」

 RR-XS455は、可動式マイク以外はRR-XS705と共通の仕様。本体サイズは幅40.2☓奥行き14.8☓高さ105.0mm、重量は約55g。

ラジオなどが省略されたエントリーモデル「RR-XS355」

 RR-XS355は、メモリ容量2GB、PCM(44.1kHz)録音、ラジオはなく、単4アルカリ乾電池でのみ使用可能。本体サイズは幅38.5☓奥行き14.6☓高さ112.7mm、重量は約51g。  価格はいずれもオープンプライス。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン