Windows 8.1やモバイルアプリ、開発者間コラボレーションなど主眼に
マイクロソフト「Visual Studio 2013」11月1日より販売
2013年10月31日 14時00分更新
日本マイクロソフトは10月30日、統合開発環境(IDE)の最新版「Microsoft Visual Studio 2013」の提供開始を発表した。11月1日よりボリュームライセンスの販売を、11月29日よりパッケージ製品の販売を開始する。
最新版のVisual Studio 2013は「モダン デベロップメント」をキーワードとしており、Windows 8.1やクラウドサービス、モバイル向けの開発を行う「モダン アプリケーション開発」と、開発チーム内のコラボレーションや“DevOps(開発と運用の連携)”を実現する「モダン開発ライフサイクル」を提供する。
新機能としては、ソースコード内の表示をクリックすると「Team Foundation Server」から取得した編集履歴やテスト結果などがポップアウト表示される「CodeLends機能」、Microsoftアカウントに基づき複数マシン間で作業環境を保持する機能、チーム開発やコラボレーションの支援機能強化、Webベースアプリケーションのテスト管理強化といった機能が上げられている。また、Windows 8.1/Windows Server 2012 R2アプリケーションの開発にも対応している。
参考価格(税抜き)は、Visual Studio Professional 2013(MSDNなし)のボリュームライセンスOpen License(SA 2年)版が6万4200円、リテール版(パッケージ製品)が5万9800円などとなっている。
なお、MSDNサブスクリプション利用者へのダウンロード提供、および30日間無償の試用版提供はすでに10月18日より開始されている。
またマイクロソフトでは、11月21日、22日に開催する「Microsoft Conference 2013(MSC 2013)」において、Visual Studio 2013と開発環境について14のセッションを開催する予定(関連記事)。
