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長~く使える極上のPCケース2013 第2回

長~く使える極上のPCケース2013【CoolerMaster編】

2013年11月02日 12時00分更新

文● 加藤 勝明

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ギミック盛りだくさん!
CoolerMaster
CM Storm Stryker

●URL:http://www.coolermaster.co.jp/product.php?product_id=6764
●実売価格:2万円前後

カラーリングを白くしたことでよりスポーティーなイメージに生まれ変わった「CM Storm Stryker」。サイズは250mm(W)×578.5mm(D)×605.6mm(H)

 「CM Storm Stryker」こそ、Cooler Masterのエッセンスが濃厚に味わえるコアゲーマー向けの製品だ。ただこの製品、よく見ると昨年登場した「CM Storm Trooper」の単なるカラーバリエーションのように見える。だがTrooperでは単なる板だったサイドパネルがアクリルウィンドウ仕様になることで、より“魅せやすい”PCが組めるようになった。

 装備面ではファンの発光色が赤から青に変わったほか、Trooperにはあった前面eSATAポートが削除されている。ちょっと残念に思えるが、今やUSB 3.0のかわりにeSATAが勝るシチュエーションはかなり少ない。この変更は妥当といえるだろう。

今どきのケースには珍しく、5インチベイを合計9段も搭載しているのが特徴。ただそのほとんどは後述するドライブベイで占有されているため、光学ドライブなどを装着できるのは3段分だけだ

スイッチ類は前面上部に固められている。中央の大きな黒い部分は電源スイッチとファンコンの制御部を兼ねたもの。Strykerでは削除されたeSATAポートの名残が右側のUSB 3.0ポートの上に見える

前面最下段のベイ内部には専用のアクセサリーボックスを格納できる。PCケースの付属品は後々使いたい時に限って紛失しているものだが、ここにまとめておけばその心配も無用だ

背面には140mmファンを1基備える。右中央の縦に入ったブラケットは、マウスやキーボードのケーブルを絡めて固定することで、盗難を防ぐためのもの。LANパーティーが盛んな海外ゲーマー向けの装備だ

Trooperとの最大の違いは右側面に大きく確保されたアクリルウィンドウだ。Corsair製のケースなどと比べると開口部が狭く、CPUクーラーやケースファンが隠れがちになるのは残念だ

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