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長~く使える極上のPCケース2013 第2回

長~く使える極上のPCケース2013【CoolerMaster編】

2013年11月02日 12時00分更新

文● 加藤 勝明

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起動ドライブ切換機構に注目

 内部の設計はこの価格帯の製品としてはごく普通のものだ。ツールレスで固定できるドライブ、シャドウベイの一部を外すことで超ロングサイズのビデオカードに対応、大きく確保されたCPUカットアウト、そして裏配線など々、今PCケースを買うならないと困る機能を不足なく備えている。

電源は下方配置、3.5インチシャドウベイの中間部は着脱可能で、超ロングサイズのビデオカードの装着に対応する。右下のシャドウベイ最下段の奥に緑色の基板が見える点に注目

実際にマザーやビデオカードを装着した状態。シャドウベイ中段を外せば、最大434mmまでのビデオカードを装着できる。ミドルレンジ級なら外さなくても問題ない

 本製品ではストレージ系の装備にひと工夫がある。本製品には2ヶ所にSATAのホットスワップベイが設けられている。1つは3.5インチオープンベイの「X-Dock」、そしてケース最下部のシャドウベイは、ケース上面のスイッチを操作することで“起動ドライブの物理的切換”が可能になっている。

 構造は単純で、2台のドライブにそれぞれ異なるOSを仕込んでおき、スイッチ操作で電気的に切り換えてしまうというもの。もちろんデータドライブの切換に使えばスイッチを動かさない限り秘密のドライブにはアクセスできないなどの運用ができる。実用性はともかく、これはなかなかおもいろい機能だ。

5インチベイはおなじみツールレスで固定な構造。5インチベイは3段あるが、最下段はX-Dock用モジュールが組み込まれている

3.5インチHDDを直接着脱できるX-Dockモジュールの裏側。SATAケーブルとペリフェラル4ピンを接続して使用する。ケース本体とは異なり、あまり防振などは考慮されていない設計のようだ

これがSilencio 650のドライブ切換機能の制御基板だ。2台のSATAドライブを電気的に切り換えることで、物理的なデュアルブート環境を構築できる

動作時の温度をチェック!

 それでは各部の動作時の温度をチェックしてみよう。

各部の温度(単位:℃)

 密閉性の高い静音志向の製品だけに、各部の熱はバラック状態よりも高くなってしまった。ただ120mm×2の前面ファンがあるため、GPUなどは思ったよりも高くならなかった、というのが正直な感想だ。静音志向だといわゆる“窒息ケース”になりやすいが、本製品ならば密閉していても安心して使えそうだ。

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