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薄型ノートPCも1TBの大容量化

東芝が7mm厚で1TBのHDDを製品化

2013年10月23日 19時50分更新

文● 行正和義

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厚み7mmのHDDとしては最大容量となる「MQ02ABF100」

 東芝は、ノートPC用薄型HDDのラインナップに業界最大容量となる1TB容量のHDDを製品化した。

 製品化されたのは1TB容量の「MQ02ABF100」および750GB容量の「MQ02ABF075」。いずれも5400rpm、2.5インチのディスク2枚構成。新設計の薄型スピンドルモーターにより厚み7mmと、同社従来製品の9.5mmより大幅に薄型化されている。

 ヘッドのトラッキング機構に、同社2.5インチHDDとしては初めて2段アクチュエータを搭載。通常のボイスコイルモータの先端にピエゾ素子アクチュエータを搭載するもので、高精度な位置決めを可能とし、1TBモデルは面記録密度1.15Gbit/平方mm、750GBモデルは858Mbitという高い記録密度を実現するという。

 本体サイズは幅69.85☓奥行き100☓高さ7mm。インターフェースはSerial ATA 3.0準拠、転送速度は6.0Gbit/s。11月よりサンプル出荷が開始される。

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