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AMD、“Hawaii”こと新GPU「Radeon R9/R7」シリーズを発表

2013年09月26日 21時06分更新

文● ASCII.jp編集部 北村

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 AMDは、ハワイで技術説明会「GPU 14 Tech Day」を開催し、開発コード“Hawaii”こと新GPU「Radeon R9」シリーズと「Radeon R7」シリーズを発表した。モデルナンバーが、これまでの4桁の数字から、3桁に変更される。

AMDが、Radeon R9シリーズとR7シリーズを発表。R9がパワーユーザー向け、R7がメインストリーム向けとなる

 シリーズの詳細なスペックは後日改めて発表となるが、ハイエンドの「Radeon R9 290X」は、5TFLOPSを超える浮動小数点演算性能(単精度)を誇り、トランジスターは60億個以上搭載という。

ハイエンドモデルの「Radeon R9 290X」。ビデオメモリーはGDDR5 4GBで、価格は未定

「Radeon R9 290X」は、DirectX11.2に対応し、電力効率も改善されている

米国では、「BATTLEFIELD 4」をバンドルしたスペシャルパッケージの予約が、10月3日より開始となる

「Radeon R9 280X」。メモリーはGDDR5 3GBを搭載し、想定売価は299ドル

「Radeon R9 270X」。メモリーはGDDR5 2GB、想定売価は199ドル

「Radeon R9 260X」。メモリーはGDDR5 2GB、想定売価は139ドル

「Radeon R9 250」。メモリーはGDDR5 1GB、想定売価は89ドル

シリーズの3DMark Fire Strikeスコア

 また、「Radeon R9 290X」、「Radeon R9 290」、「Radeon R7 260X」の3製品には、新しいオーディオ技術「AMD TrueAudio Technology」をGPUに内蔵しているとのこと。これまでCPUが行なっていたサウンド関連の処理をGPUが受け持つことで、CPU負荷を減らせるという。

プログラマブルオーディオエンジンの「TrueAudio」が、リアルタイムで発せられる複数の声や音を処理し、数百ものオーディオチャンネルがあらゆる位置からの音を再現できるとしている

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