ソニー・コンピュータエンタテインメントは、19日から千葉県・幕張メッセにて開催されている「東京ゲームショウ2013」内で実施された基調講演において、次世代ゲーム機「PlayStation 4」について今年度中に全世界で500万台の出荷台数を目指すと発表した。
500万台という出荷目標は、グループCEOであるアンドリュー・ハウス氏が語ったもの。また、先日開催された「SCEJA Press Conference 2013」にて発表されたばかりである「PlayStation Vita TV」にも触れ、ターゲット層はプレイステーションのファンやファミリー層といったカジュアルユーザーに対する需要を狙っていると明かした。PlayStation 3用ゲームソフトに対しては、PlayStation 4上でストリーミング配信といったクラウド対応するとともに、PlayStation Vita TVでも対応していく予定という。
PS4とのスマホ連携を世界初お披露目
また、「PlayStation App」と「PlayStation Vita TV リモートプレイ」に関してそのプレイ模様が、同社ワールドワイド・スタジオ プレジデントの吉田修平氏により紹介された。
PlayStation Appは、PlayStation 4とAndroid/iOSを搭載した端末と機器連携を可能にするもの。壇上では、発売前の最新スマートフォン「Xperia Z1」を利用して、フレンドが何のゲームをプレイしているかを確認したり、スマートフォンをセカンドディスプレーとして活用しているデモンストレーションを披露した。
PlayStation Vita TV リモートプレイのデモでは、PS4用ゲーム「KNACK」を、PlayStation Vita TV上でプレイする模様を披露。KNACKをプレイ中にポーズをかけ、「PS4リンク」を起動し、使用用途を選択するだけで、すぐにゲームの続きをプレイできるようになっていた。
(C)Sony Computer Entertainment.
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