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スマホで始める「音楽アプリ部」 第14回

“ハシり屋”のあなたもこれで大丈夫? 実演動画もございます

音が出ない音楽アプリ!? 「live BPM」でリズムを測定!

2013年09月21日 12時00分更新

文● ノッツ

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音が一切出ない音楽アプリ!?
演奏のテンポをリアルタイムで知らせてくれるのだ

ごくごくシンプルな画面。音は一切鳴らないが、かなり音楽的なアプリだ(と思います……)

ノッツ えっ!? 音楽アプリの紹介なのに、ついに音が出ないアプリがきちゃいましたか……。第1回のチューナーアプリ(関連記事)でさえ、ピッチパイプ音が出せたのに……もうこの連載も終わりだ……。

アンぽん いや! 実際使ってみてもらえればわかるんですが、かなり便利なんです! 特に楽器の生演奏をやっている人にはすごくオススメのアプリなんですよ! これはメトロノームみたいに決まったテンポの音を鳴らし続けるのではなく、むしろ逆と言ったほうがいいかもしれません。

ノッツ メトロノームの逆?

アンぽん そうです。検出した演奏のテンポを、リアルタイムで知らせてくれるアプリなんです! ものは試しです、起動してちょっと机を一定のリズムで叩いてみてください。

ノッツ (トンタカトンタカ……) お、127BPMってでました。この適当に叩いた机のリズムの速さがこれってことですか。

演奏のリズムを検出し、数字で表示する

アンぽん ここまでは「ふーん」って感じでしょうけど、このアプリのすごいところは多くの音が鳴っているフレーズでさえも、ビートをリアルタイムで検出して知らせてくれることなんです。ではほら、ギターを手にして。アルペジオでフレーズを弾いてみたりしてみてください。

ノッツ じゃあちょっとやってみます。

アンぽん 読者の皆さんにもわかりやすいように、実際に使っているところを動画にしておきますね。

 

ノッツ たしかにこれはすごいですね! かなりの精度なんじゃないでしょうか。常にテンポを検出して、その結果をグラフにして表示してくれるから、リズムのヨレも視認しやすいですし。メトロノームとはまた違う角度で、自分のリズムというものに向き合える気がします。

アンぽん 特にドラマーさんには、絶好の練習の友になりえるアプリだと思います。あと、メトロノームだと良くも悪くも一定リズムだけの参照になってしまうんですが、このアプリだとリアルタイムに自分のテンポがわかるので、緩急があるような楽曲の視認化にとても便利ですね。

左のスライダーやズームボタンで、テンポ曲線の表示を調整できる

ノッツ Jellyfish(編註:90年代に活動していたアメリカのロックバンド。豆知識だが、メンバーの1人はPUFFYの名付け親でもある)の「Joining a Fan Club」(編註:アルバム『Spilt Milk(こぼれたミルクに泣かないで)』収録の名曲)みたいなやつですね。

■Amazon.co.jpで購入

 

アンぽん もうちょっと最近の人にわかりやすい例はなかったんですか?

ノッツ ごめんなさい……。それはともかく、「ギターだけでなく、もっと音が鳴っている状況だとどうなんだろう?」と思い、CD音源でも試してみました。いろいろ音が鳴っている素材でも、だいたい正しいテンポを検出してましたね。Google Playのアプリ説明によると、バンド練習の大音量でも検出してくれた……と書いているので、ちょっと今度スタジオでも使ってみます。

アンぽん ただやっぱり検出にも限度がありまして、ある程度のビートが形成されていて、4拍子か3拍子、またはこれらのいずれかの倍数の楽曲で……とは説明されていましたね。

ちなみに左上の電源ボタンを押すと、リズム検出がポーズされるので、一旦検出を止めてほしいときはここを押せばいい。バッテリー消耗も防げる

ノッツ あんまりアヴァンギャルドな演奏だったり、変拍子ありまくりの楽曲はムリ、って感じですね。でもまあ、バンド練習や弾き語りの練習には持ってこいでしょう! いやー、ありがとうございます。これでハシりやすい自分のテンポも安定しそうです(ポロピン! ポロピン!)。

アンぽん ところでさっきから、かなり速いBPMでメール着信の音が鳴っていますけれど……。

ノッツ 遅れている原稿の催促です(ポロピン!)。

アンぽん そっちのテンポは遅いのかよ!

ノッツ 心臓の鼓動のBPMはどんどん早くなっています。このアプリで調べてみようかな……(ポロピン!)。

アンぽん もういいよ! 早く原稿やれよ!

ノッツ

著者近影

 地元の工場で働きつつ自宅録音ひとりバンドKNOTSとして音楽活動をしていたが、宅配ピザ屋すらない田舎っぷりに限界を感じて上京。ピザを食べながら東京で音楽活動を本格化させると思いきや、なぜか最近マンガやイラストでの活動が主になっている。マンガは現在、音楽誌サウンド・デザイナー「たくろくガールズ」、まんがタイムきららMAX「ソラミちゃんの唄」、WEBイキパラCOMIC(毎週金曜日更新)「カタワレノワレワレ」を連載中。また、IKKI COMIXより単行本「クルミくん NO FUTURE」「ソラミちゃんの唄(1)」も現在発売中。

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