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やはりツイートとテレビ視聴率に関係あり-米調査結果

2013年08月07日 15時59分更新

加藤宏之(HEW)/アスキークラウド

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 2011年12月9日に宮崎駿監督の名作アニメ「天空の城ラピュタ」がテレビ放映で、平均視聴率が15.9%(ビデオリサーチ調べ)を記録したこともさることながら、放映中の秒間ツイート数が2万5088件にのぼり、当時の世界新記録を樹立したことが大きな話題となった。あれから約1年半を経た13年8月2日、再度「天空の城ラピュタ」がテレビ放映されると、平均視聴率は18.5%(関東地区)で前回放映時を上回り、秒間ツイート数は世界新記録の14万3199件に達した。

 ツイートで盛り上がるとテレビ視聴率も上がり、逆に、テレビ視聴率が上がるとツイートも盛り上がる――こうした傾向を再認識させたのが「天空の城ラピュタ」だが、米調査会社のニールセンは現地時間6日、ツイート件数とテレビ視聴率の関係性を分析し、結果を発表した。

 同社では221の番組に着目し、番組放送中の視聴率とツイートの盛り上がりを分刻みで分析する時系列分析を行った。その結果、48%の番組で視聴率が高まると同時にツイートへ有意義なインパクトを与え、29%の番組でツイート件数が増加すると同時に視聴率に有意な変化をもたらしたという。

ツイッターはテレビとの連動性の高さを利用し、ツイート上の動画にCM動画を付ける「Twitter Amplify(アンプリファイ)」を提供している。7月19日・20日にテレビ中継されたプロ野球「マツダオールスターゲーム2013」では、ツイート上の出場選手のインタビュー動画に自動車メーカーのマツダのCM動画を付けた。

 また、スポーツやイベントの中継時に会場の熱気をツイートで可視化する「Twitter Tracker(ツイッタートラッカー)」の提供を開始。WOWOWが開催し、生中継する音楽イベント「SONICMANIA 2013」(8月9日)と「SUMMER SONIC 2013」(8月9日・10日)は国内初のTwitter Trackerとして、最もツイート数が多いキーワードを文字、画像、映像などを使って表現することで、その瞬間に盛り上がっている最新の話題をチェック、共有できる。ツイッターとテレビ業界とのおつきあいは親密になっていきそうだ。

ツイッター テレビ
ニールセンの調査グラフ
asciicloud

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