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NetApp Private Storage for AWSも解説

iOSからネットアップストレージにつなげる「NetApp Connect」

2013年08月06日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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8月5日、ネットアップはiOS端末からネットアップストレージへのアクセスを安全に行なえるようにする新製品「NetApp Connect」の国内リリースを発表した。あわせて、先週発表されたNetApp Private Storage for Amazon Web Servicesや、データのモビリティへの戦略も披露された。

セキュアなアクセス手段を提供

 NetApp Connectはモバイルデバイスからネットアップストレージに格納されたデータにアクセスするためのプラットフォーム。iOSアプリからNetApp Connectサーバーを介して、ホームディレクトリやCIFSの共有フォルダー、SharePointに接続できる。ビューアと簡易編集機能に特化しており、データ自体はファイアウォール内に保持されるため、セキュアだという。対応端末はiPhone、iPad、iPad miniなど各種iOS端末で、Android版も近日中にリリースの予定。

発表会で披露されたデモ。パワーポイントのファイルに注釈を付けられる

 対応ファイル形式は、2003年旧形式や最新のOfficeファイルのほか、イメージファイルなどで、高画質での表示や注釈付け(個人/共有)も可能。Active DirectoryやLDAPでのユーザー認証を行ない、データはつねに暗号化。Citrix ShareFileやVMware Horizon WorkspaceなどCIFSで共有されたファイルへのアクセスも可能になっている。

 ネットアップ マーケティング本部の篠木隆一郎氏は、「プライベートだけじゃなく、仕事でもタブレットでアクセスすることが増えている。だが主役はあくまでデータ」と述べ、データの場所を変えずに、セキュアにアクセスできるNetApp Connectの重要性をアピールした。事前に案内した金融機関からは、決められたアプリケーションからでのみアクセスできるセキュアな点が評価されているという。なお、NetApp Connectのライセンスは、アクセス数ではなく、コントローラー単位で行なわれるとのこと。

ネットアップ マーケティング本部 戦略企画推進室 室長 篠木隆一郎氏

 また、発表会では先週発表された「NetApp Private Storage for Amazon Web Services」についての技術解説も行なわれた。NetApp Private Storage for AWSは、ネットアップのFAS/VシリーズとAmazon EC2のリソースを連携させるもの。ネットアップストレージをAWS認定のコロケーション施設に設置し、ユーザー側のネットアップストレージとレプリケーション。コロケーション施設のFAS/VとAWSのEC2とはAmazon Direct Connectで直接接続するという。

NetApp Private Storage for Amazon Web Services

 現在はエクイニクスのデータセンターが認定コロケーション施設として発表されている。これにより、プライベートクラウドとパブリッククラウドをバランスよく組み合わせ、データのモビリティ、可用性やセキュリティ、パフォーマンスなどを維持するという。

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