ふと思い立って「ARROWS X LTE F-05D」から「ARROWS NX F-06E」に乗り換えた。1630万画素というカメラ機能に64GBのストレージ容量――富士通端末はスペック至上主義を貫いていて気持ちがいいのである。そして、いい意味でも悪い意味でもいろいろ驚いたことがあったので、書いてみたい。
価格が高っ! と思ったらトータルでは
それほどでもなかった
店頭で早くも驚いた。一括購入(いろいろなオプション加入込み)で7万4760円! 高っ!!
今どきのスマホの相場としては高くはないのだろうが……「Core i7が載ってるノートPC買えちゃうな」とか「6チャンネル同時録画ができるパナのBDレコ買えちゃうな」とか頭をよぎるも、そんな邪念を捨てて購入に踏み切る。
ただし、よくよく考えると月々サポートの適用で、毎月の利用料金から1365円の割引が24ヵ月続くので3万2760円引きとなる。つまり2年間使い続ければ実質4万2000円(2年使い続ける自信はないが)。
さらに、今回は量販店で購入。10%のポイント還元で約7500ポイントが得られたため、実質3万5000円。スマホ担当によると、これが現在のスマホ価格の当たり前の仕組みとのことだが、あらためて実質価格の意味を知った次第である。
ちなみに、筆者は過去に初代REGZA Phone→ARROWS X LTEと乗り換えてきたが、予約せずに購入できたのは今回が初めてである。
5.2型のデカい画面にビックリ
F-05Dは4.3型ディスプレーだったが、F-06Eのディスプレーは5.2型。その分、文字も大きく見やすくなっている。
本体幅は64mm→70mmとなり、高さは129→139mmと10mm増えている。ちなみに、筆者はスマホを飲み物を運ぶためのトレーとしてよく使うのだが、F-06Eなら飲み物が余裕で2つ載せられる。来客の際に重宝しそうだ。
動作がサクサクでキビキビ
動作に関してはF-05Dでも問題なく快適だったが、F-06Eの動作はさらにサクサク動く印象。試しに3DMarkの「Ice Storm Extreme」(フルHD向け)を動かしてみたところ、スコアは6744。RESULTの順位を見てみると、「GALAXY S4」が6663とのことで若干勝った感を味わえる(サムスン製CPUを搭載 した海外版のスコアと思われるので、同じCPUでクロックがF-06Eより高速なドコモ版だと違った結果になるかもしれない)。
ちなみに、F-05Dでも試してみたが、途中で止まってしまい、最後まで実行することはできなかった。