iOS 7に採用された「フラットデザイン」。その意味するところは、名の通り陰影を極力取り払い(全くないわけではない)、「紙」「金属」などテクスチャー風の質感を廃した、平面的でシンプルなデザインだ。
これまでのiOSはどちらかというと、「いかに本物らしさをディスプレー上で表現するか」に力を入れていた印象だった。いわゆる「リッチデザイン」を積極的に採用していたのである。iOS 6における「ミュージック」アプリなど、加速度センサーを利用してスピン加工部の輝きが実物同様にきらめく仕様にしていたほど。
さて、フラットデザイン採用の新UIはどんな具合なのだろうか。スクリーンショットをいくつか用意したので、実際に見て欲しい。
ネット界隈でよく言われていることだが、以前は光沢感のあるアイコンを持つアプリの方が「トレンド感」があった。iOSのプリインストールアプリがフラットアイコンになったことで、このあたりの認識もこれまで以上に大きく変わってきそうだ。
