アップルがWWDC 2013にてOS Xの新メジャーアップデート版「OS X 10.9」を発表した。コードネームは「Mavericks(マーベリックス)」。
β版の「Siam」に始まり、「Cheetah」「Puma」「Jaguar」……「Leopard」「Lion」と代々ネコ科の動物名をコードネームに採用してきた同OSだが、10番目(β版除く)のメジャーアップデートにして、その伝統に幕を閉じた。
Mavericksはカリフォルニア州の海岸の名前。同社の本拠地にちなんで名付けられたようだ。今後は「Stockton」や「Rosevill」など、同州の地名が付けられていくことになるのだろうか。
「次はどの動物かな?」と考えるのも楽しみだったが、「次はどの地名かな?」も中々に楽しそうである。
「iBooks」「iCloud keychain」など、これまでのOS Xにはなかったアプリも追加され、テクスチャーをモデリングしたようなUIは廃したというOS X Mavericks。果たしてどんな使い心地に仕上がっているのだろうか。
Mavericksの一般向けリリースは2013年秋頃の予定だ。今からリリースが待ち遠しい。