「App Store」におけるアプリダウンロード数が通算500億本を突破した。App Storeは2008年7月にiPhone 3Gの発売とともにサービスを開始したが、約5年で大台突破となった。
アップルは今年1月7日(現地時間)に、App StoreからのiOSアプリの累計ダウンロード数が400億本を突破したことを発表していたが、それから約4ヵ月。今月2日に500億ダウンロードが目前に迫り、公式サイト上にカウントダウンページを公開すると、それから約2週間を経た15日に、ついに500億本を突破した。
App Storeでのアプリダウンロード数は2009年11月の時点では約20億本だったが、コンテンツの増加に伴いダウンロード数も順調に増えた。2011年1月に100億本を突破すると、2012年は年間で約200億本がダウンロードされ、2012年6月の時点で累計300億本を突破していた。また、今年1月の400億本到達までに約4年半の期間を費やしたのに比べ、以降の100億本はわずか4ヵ月という短期間での達成しており、さらに加速度的に増加していることがうかがえる結果となった。
なお、今回の500億ダウンロードの達成を記念し、500億本目をダウンロードしたユーザーには1万ドル分のApp Storeギフトカードがプレゼント。また、500億1番から50番目までのユーザーにも500ドル分がプレゼントされるとのことだ。
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