米アマゾンの関連会社アマゾン ウェブ サービス(AWS)は、AWSプラットフォーム上でアプリケーションをデザイン、デプロイ、運用できるIT専門家としてのスキルや知識、専門性を証明する「AWS認定プログラム」を発表した。世界100か国以上、750会場以上でAWS認定試験を2013年中に実施する予定。日本語での提供も数か月以内に開始する。
同プログラムを実施する背景として、世界中でクラウドコンピューティングやAWSクラウドの導入が進んでいることが挙げられる。AWSクラウド上でアプリケーションやサービスの構築、運用に必要なスキルと知識を持った人材が求められており、AWS認定試験に合格することで、スキルと知識を客観的に証明できるようにする。
AWS認定試験に合格すると、AWS認定資格のロゴを名刺や履歴書に貼ることが可能。認定試験の準備として、AWSトレーニングのコースを用意。同コースの受講を通じて、AWSサービスを学習するとともに、スキルと知識の習得を目指せる。

アマゾン ウェブ サービスの製品・サービス構成
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『Amazon』翌日配達を発想する「利益無視」経営

「Amazonは今や単なる「便利なオンライン書店」ではない。1995年に創業したベンチャー企業は小売業の枠を超え、物流サービス、クラウドサービスも提供する売上高5兆円以上の巨大企業ら成長。「価格破壊」を武器にオンラインからオフラインまで業界を問わず成長しつつある。アマゾンはなぜ急成長できたのか? 迎え撃つ日本企業の動向にも迫った。
