Q7:現在、回線の入っていないスマホって修理対応してくれる?
A:キャリアが販売したものなら受け付けてくれる
携帯電話事業者のマークが付いた製品で、発売から何年も経過した古い機種でなければ修理は受け付けてくれる。ただし、回線が入っていることで保証期間が長くなったり、保証金額の上限が設けられるといった特典が使えない場合がある。
ユーザー側で用意したSIMフリー機は、たとえ回線が入っていてもユーザーが製造メーカーに直接サポートを依頼する形になる。
また、iPhone/iPadはアップルストアでサポートが受けられ、キャリアショップで販売されるものの、事業者ロゴの付いていない端末(ドコモで販売された3G対応のSony Tabletなど)のような機種は直接メーカーでサポートを受け付けてくれる。
Q8:修理に出すにあたって注意すべきことはある?
A:(トラブルが起こる前に)バックアップを取る
修理とはいえ、実際には修理対応用の在庫に交換をもって修理完了とすることもあるため、戻ってくる個体はまったく違うものになる可能性も高い。まったく動作しないという場合を除き、まずは事前にデータのバックアップをしておこう。
バックアップの方法だが、AndroidならGoogleアカウントにほとんどの情報をバックアップすることが可能。バックアップというよりも、情報を常に同期しておく仕組みなので、バックアップを取るという意識からも開放される。
また、iPhoneならばPCにインストールしたiTunesでほとんどの情報がバックアップできる。というより、リッピングした楽曲データをiPhoneに転送する方法と同じで、パックアップ項目を選んでおけばすぐにバックアップが可能だ。
Android機種では、個々のアプリに登録した情報について注意が必要。たとえば「ジョルテ」に登録したスケジュールは同期設定をする必要があるし、ドコモのSPモードメールは専用の移行ツールでmicroSDカードにエクスポートする必要がある。
このあたりはキャリアショップの窓口で親切丁寧にレクチャーしてもらえるが、結構時間がかかるので、バックアップの仕方がわかっているなら事前に済ませておくと受付が早く済む。
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