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理化学研究所の一般公開で粒子加速器とスパコンを見た!

2013年04月23日 21時00分更新

文● 伊藤 真広

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スパコンからiPSまで最先端がだらけ!

 「理化学研究所」には、事業仕分けで話題になったスーパーコンピューターの“京”や、山中教授がノーベル賞を受賞したことで注目を集めるiPS細胞など、様々な研究が行なわれている。今回の一般公開では、RIビームファクトリーが目玉となっていたが、その他の展示・発表の中から筆者が気になったいくつかを紹介しよう。

「理化学研究所 和光研究所」の計算室も公開。中では並列処理を行うサーバーが稼働しており、普通の人が立ち入ることのないデーターセンターの様子を生で知ることができる

京の後衛機“SCLS”システムも紹介。冷却機能には水冷を利用しているとのこと。京との性能比較表も用意されていた

山中教授のノーベル賞で一気に注目を集めたiPS細胞についての研究発表。顕微鏡では、ヒトiPS細胞を見られるようになっていた

子どもたちに大人気だったのは、果物を使った“果物電池”の体験コーナー。小学校の理科の実習で習ったアレだ

計算基礎科学連携拠点 広報室が作成した「量子力学カードゲーム」。トレーディングカード方式で、小学生男子が夢中になって遊んでいたが、こういった遊びの中から興味をもたせる活動は非常に大切!

この男性は、理化学研究所 OBの阿部岳氏。運動する人であれば一度は飲んだことがあるであろう飲料「VAAM」の生みの親だ。元々はスズメバチの毒の研究を行なっていたところから発見したという

 和光研究所の次回一般公開は1年後。なお、直近の4月27日には兵庫県の播磨地区にある施設が一般公開される。こちらは大型放射光施設やX線自由電子レーザー施設などがあるので、興味ある人は理化学研究所のウェブサイトをチェックするといいだろう。

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