“発明の日”4月18日を含む一週間は、科学技術との触れ合いをテーマとした「科学技術週間」に制定されている。この1週間は、普段は一般の人が立ち入ることのできないJAXAなどの様々な研究施設が一般に公開される。
都心に程近い埼玉県和光市にある日本の自然科学研究の総本山「理化学研究所 和光研究所」も、研究内容や地下に存在する超巨大実験装置“リングサイクロトロン”の設備を公開していたので、その模様をお伝えしよう。
世界最強が盛り沢山
RIビームファクトリーは胸熱!
研究所の地下21mに作られた、世界最高レベルの重イオン加速器施設「RIビームファクトリー」が一般公開されていた。この「RIビームファクトリー」は、リングサイクロトロンという荷電粒子を加速するための装置を4基備える、世界でも類を見ない巨大な実験装置。
リングサイトロンは、加速してエネルギーを帯びた荷電粒子を原子核にぶつけて原子核の構成に迫る研究を行なうための設備である。と説明したところで、さっぱりわからないと思うが、バリバリ文系の筆者もぼんやりとしか理解できておらず、一所懸命説明をしてくださった説明員の方には申し訳ないが、とにかくでかくてカッコいい設備であるということぐらいしか理解できていない。
というわけで、そんなでかくてすごい「リングサイクロトロン”を4基も持つRIビームファクトリーの様子を写真とともに見ていただきたい。