デザインも使い勝手も最高クラス!「XPS 13 Ultrabook」ロードテスト 第1回
「ワンランク上の機能美」とデルが自負!
フルHDになった13型Ultrabook「XPS 13」を外観からチェック (3/4)
2013年04月23日 11時30分更新
高精細で情報量の多いフルHDのIPS液晶
XPS 13の液晶ディスプレーのサイズは13.3型で、解像度は昨年発売の旧モデルは1366×768ドットだが、本機の解像度は1920×1080ドットのフルHDだ。この画面の広さと解像度が今回のXPS 13の大きな魅力だ。
一般的な13.3型Ultrabookでは1366×768ドットのモデルが多いが、ストレスなく作業をこなすには解像度が低すぎると筆者は考えている。メールを確認したりブラウザーでSNSを楽しむ程度なら問題はないだろう。だが複数のアプリを同時に開いて文書を作ったり、ネットや資料から情報を効率的に収集するには、1366×768ドットの画面は小さいのだ。
その点、フルHD表示に対応したXPS 13なら1画面あたりの情報量も多く、ダイナミックなウィンドウ操作も行なえる。バリバリと作業をこなしたい人にとって、フルHD環境は必須要素のひとつなのだ。
一方、13.3型のフルHD表示では、1366×768ドット表示に比べて文字のサイズが小さくなってしまう。文章が読みづらくなってしまうのではと心配したが、実際にWebページを閲覧したところ特に読みづらさを感じる場面はなかった。
発色がよくコントラストも高いため、ストレスなく文字を読むことができる。それでも大きめの文字のほうがいい人は、フォント設定で調節するといいだろう。
液晶ディスプレー表面には、キズや衝撃に強いゴリラガラスを採用。液晶ディスプレー自体の薄さは約3mmと非常に薄いが、ゴリラガラスの強度によってしっかりとした耐久性が確保されている。ベゼル(額縁部分)が狭くスッキリとしたイメージを与えるデザインも好印象だ。
液晶表面は光沢のあるグレア仕上げ。非光沢のノングレア仕上げに比べるとコントラストが高く、鮮明で美しい映像が魅力だ。その代わり光の映り込みもあるが、液晶ディスプレーの角度を調整すれば気にならないだろう。IPSパネルを採用しているので視野角も広く、見づらさを感じることはない。
液晶ディスプレーは外観も映像も美しく、使い心地は上々だ。唯一気になるとすれば、タッチ機能に対応していない点。フルHD対応で画面が広いため、タッチパッドやマウスではカーソル操作にまどろっこしさを感じることがあった。タッチ対応機なら指で素早く操作できるので、XPS 13への今後の機体はタッチパネル対応だろうか。
(次ページ、「大きくて操作しやすい入力デバイス」に続く)
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