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2013年3月のサイバー脅威の状況

3月のサイバー脅威は脆弱性を悪用した攻撃が活発

2013年04月15日 20時30分更新

文● ASCII.jp編集部

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 マカフィーは、2013年3月のサイバー脅威の状況を発表した。

 今月も脆弱性を悪用したドライブ・バイ・ダウンロード攻撃に関連した脅威がランクインしており、不正なリンクやリダイレクトを対象としたJS/Redirector.ar、JS/IFrame.gen.l、JS/IFramege.gen.j、JS/Exploit-Blacoleが検知会社数の5位から8位までを占めている。なお、Javaのに関する脆弱性攻撃(CVE-2012-1733、CVE-2013-0422、CVE-2012-00507など)は世界的に多く見られる。

 先日韓国で発見されたMBRを攻撃するトロイの木馬や関連する脅威については、マカフィーではKillMBR-FBIB, Trojan-FBIB, Dropper-FDJ, Dropper-FDK, Downloader-FJHと検知した。詳しくは、マカフィーの脅威レポート(PDF)を参照。

 なお、攻撃手法や脅威の特徴は特殊なものであり、一般性はなく、日本のユーザーが同様のマルウェアに感染する心配は必要ないという。しかし、いったん感染すると、システムに破壊的な影響をおよぼすため、マカフィーは万が一の事態に備えて、データのバックアップやシステム復旧方法などの被害緩和策を講じておくことを勧めている。

 詳しくはマカフィーの3月の脅威レポート参照して欲しい。

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