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渾身の4Kテレビ強化、ソニー「ブラビア」新製品発表会

2013年04月11日 14時30分更新

文● 大河原克行

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 ソニーは、4K対応テレビをはじめとする液晶テレビ「ブラビア」シリーズの新製品発表会を開催した(関連記事)。

4K対応テレビ「X9200A」シリーズ

 その席上、ソニー 業務執行役員SVP ホームエンタテインメント&サウンド事業本部 ・今村昌志本部長は「テレビ事業に再生に関しては、パネルの調達方法の改善などにより、固定費削減、オペレーションコスト削減において、予定通りの成果が出ており、2012年度の赤字半減の目標は達成できるだろう。年間計画の1350万台の出荷で終えることができたと考えている。

 今回発表する製品は、2013年度の黒字化に向けて、渾身の想いを込めてラインナップしたものになる。固定費削減効果、オペレーションコスト削減とともに取り組んでいる商品力の強化に取り組み、商品そのものが備える特徴を重視することで、黒字化を達成していく。数を追うことはしない」などとし、テレビ事業の構造改革に一定の成果が出ていることを示した。

ソニー 業務執行役員SVP ホームエンタテインメント&サウンド事業本部 ・今村昌志本部長

 また今村本部長は、「テレビはコモディティ化しているのか、顧客はテレビに満足しているのかということを考えると、まだまだ我々がやることは多い。テレビをコモディティ化させず、新たな感動を与えることに力を注ぎたい」などと、テレビ事業の方向性に示した。

 さらに、ソニーマーケティング ホームエンタテインメントプロダクツマーケティング部・本多健二統括部長は、国内テレビ市場が縮小する中で、46v型以上のテレビの販売金額構成比が、2012年度には40%に届く勢いで拡大していることを指摘。「大型化、高付加価値モデル商品が伸張している。2005年〜2007年頃に薄型テレビを購入した人たちが、さらなる大画面を購入したいという傾向が出ている」などとした。

ソニーマーケティング ホームエンタテインメントプロダクツマーケティング部・本多健二統括部長
46v型以上のテレビの販売金額構成比が、2012年度には40%に届く勢いで拡大4K対応テレビの全世界出荷台数見込み(米ディスプレイサーチ)

 また今村本部長は、米ディスプレイサーチのデータをもとに、3ヵ月ごとに出荷予測が大幅に上方修正され、今年3月に発表された最新データでは、4K対応テレビの全世界出荷台数が、2015年には700万台を突破することを示し、「業界全体が、大画面、高精細に舵を切っていることが影響している」などとした。

 加えて、本多統括部長は、「伸びているところにニーズがある。ソニーとしてもそこにラインナップを広げていく」とし、縮小傾向にある40v型以下の市場における製品ラインナップを絞り込んでいく姿勢を明らかにした。

 同社では、2012年度の方針として、大画面テレビの事業拡大に取り組むことを示していたが、2012年度上期に発表した46v型「46HX850」と55v型「55HX850」が、50型以上、46〜49型の市場において、いずれも金額シェア、台数シェアにおいてナンバーワンを獲得。「大画面においても、テレビ番組も、ネット動画も、美しい見られるスマート高画質が浸透した」などとした。

2012年度上期に発表した46v型「46HX850」と55v型「55HX850」が、50型以上、46〜49型の市場において、いずれも金額シェア、台数シェアにおいてナンバーワンを獲得

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