ガンダムUC ep6 発売記念! ホビー大好き編集者座談会 第1回
『機動戦士ガンダムUC』はこだわりたっぷりの音響にも注目すべし
AV評論家も大興奮「ガンダムUCの見どころはココ!」
2013年03月26日 11時00分更新
3月22日からBD&DVD販売が始まっている『機動戦士ガンダムUC』episode 6「宇宙と地球と」。物語もクライマックスに差し掛かるため、待ち望んでいた読者も多いことだろう。もちろん我々も語りたい&待ちきれない! というわけで社内のガンダム好きおよび、ガンダムファンにしてAV評論家の鳥居一豊氏を緊急召集。唐突にゆるふわな座談会が始まったのだが……。
仕事よりもガンダムを選びたい男たちが集結
―― さっそくですが皆さん、初見はどこで観ましたか?
太田 「僕は3月2日に配信で。Playstation® Store派ですね」
石川 「同じく」
鳥居 「シネプレックス幕張に行く予定です」
吉川 「試写で観た~」
鳥居 「おお!」
―― ちなみにASCII.jpのアニメ担当はepisode 5の際、上映イベント開始1週間後に行ったらすでにBDが売り切れで地団駄を踏んだとかで、「今回どうするの?」って聞いたら、「誰が何と言おうと土曜の朝イチから並びますので、僕に仕事を振らないでください!」と編集会議の場で宣言してました。
一同 「(笑)」
ガンダムUCはオールレンジ攻撃を“聴く”ためのアニメ
鳥居 「未見ですが座談会なのであえて聞きます(笑)。今回の見どころは?」
吉川 「ガンダムだから戦闘シーン! ……と言ってもいいとは思うのですが、episode 6はネェル・アーガマ艦内も同じくらい熱い。敵味方入り乱れる艦内でそれぞれの思惑が交錯しつつ、次が最終話ということもあって、主要登場人物たちが最後の戦いに向けて決意を固めていく様子が丁寧に描かれていると思います。
ちなみにこのへん、原作読破した僕にとっては、『あの原作描写を映像に落とし込むとこうなるのか!』と結構驚きの連続でしたよ。掛け合いや状況が原作とは若干異なっているにもかかわらず、登場人物たちの心情は原作とぴったり同じように表現されているんです」
―― なるほど。クライマックス直前の人物描写に注目、と。
吉川 「特にジンネマン周りのエピソードは原作読み終わっていてもハラハラしながら観れます」
―― これまでもエピソード単位で前後していたり、多少オミットされたりしているので、原作読破組が観ても、「えっ、アニメだとまさかここで……」とドキドキさせてくれると。
石川 「とはいえ、戦闘シーンも見どころはたっぷりですよ」
太田 「ガンダムUCってepisode 2以降は必ず、前回のダイジェストというかちょっと視点を変えたおさらいシーンが入りますけど、今回はシナンジュの大暴れがもう一度観られます(笑)」
―― バンダイチャンネルで3月25日まで公開されている、冒頭7分の箇所ですね。
鳥居 「加えてプレビューカットがウェブや雑誌に載っていて、まだ観てない自分からすると、わくわくしますよ。そしてepisode 6は、ついに舞台が宇宙に戻る。やっぱり宇宙戦いいですよねーー!
episode 1のジェガンがオールレンジ攻撃を受けるシーンとか、ユニコーンガンダムがクシャトリヤをググっと押し返すところとか。あの立体感というか、上下左右感? ……なに言ってるかわかんないかもしれないけど(笑)。
要は、アニメの場合、劇場オリジナル作品以外はめったにサラウンド化しないのが通例ですが、ガンダムUCはOVAにもかかわらず、音が5.1chで立体的に動くところにシビレちゃったワケなんです。地上編は地上編で楽しいことがいっぱいでしたが、やはり宇宙でしかもオールレンジ攻撃ありの機体が登場するのはワクワクしますよね」
吉川 「オールレンジ攻撃なら、前話から引き続いてローゼン・ズールが縦横無尽にインコムを使ってますね。そして注目はゼネラル・レビルの艦載モビルスーツ。単なるヤラれ役かと思いきや、シナンジュに接近しつつフォーメーションを組む場面があったりとか、細かな動きを見逃すなと言いたい」
―― なるほど。
鳥居 「さっきプレビューをちょっと観たんですけど、ゼネラル・レビルが射出したミサイルが派手に爆発しているのは?」
吉川 「ビーム撹乱幕ですね。発射シーンの作画が細かい上、撹乱幕を展開したことで、味方のビームサーベルまで不安定になる描写にしびれました」
鳥居 「ガンダムUCはビームサーベル周りの音響も熱いですよね。まず突き刺さる音がジュワ、それから肉が焼けるような音と共に装甲が溶けて爆発音が重なる……みたいな細かい演出にグッときます!」
クライマックス直前! episode 6「宇宙と地球と」
■episode 6 あらすじ
フル・フロンタルの介入で地球連邦軍艦隊の追撃を逃れた《ネェル・アーガマ》は、『袖付き』との共同戦線をやむなく受け入れる。一方、対連邦の秘策を明かして『ラプラスの箱』への次なる座標の聞き出しを目論むフロンタル。その語る未来の非情な酷薄さに慄然するバナージとミネバ。そんななか、一隻の連邦軍哨戒艦が《ネェル・アーガマ》に接近する。哨戒艦の爆沈か、『袖付き』との共同戦線の破棄か…。敵味方の狭間で苦悩するバナージ達の選択は――。
■イベント上映:
上映期間 2013年3月2日(土)~3月15日(金)
上映館一覧
東京:新宿ピカデリー、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、シネマサンシャイン池袋
神奈川:横浜ブルク13、川崎チネチッタ
千葉:シネプレックス幕張、京成ローザ⑩
栃木:MOVIX宇都宮
埼玉:MOVIXさいたま
大阪:大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ
京都:MOVIX京都
兵庫:神戸国際松竹
愛知:ミッドランドスクエアシネマ
札幌:札幌シネマフロンティア
福岡:福岡中洲大洋
■有料配信:
PlayStation® Store
J:COMオンデマンド
auひかりTVサービス(ビデオ・チャンネル)
MOVIE SPLASH
(C)創通・サンライズ
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