手のひらサイズの「PowerShot N」。本体サイズは幅78.6×奥行29.3×高さ60.2mm、重量は約195g(メモリー、バッテリー込み)
キヤノンが4月に発売を予定しているコンパクトデジカメ「PowerShot N」(予価2万9980円)。直販のみの販売で、その扱いも“コンセプトモデル”としてほかのデジカメから切り離されているなど、同社としては異色の製品だ。
本体付属品
左に加えてカバーとストラップが付属する
ブラック、アクアブルー、マルチボーダー、サクラパールの4種類を用意
上記に加えてレザーストラップ付属モデルも数量限定で発売する(価格は3万2980円)
そのコンパクトさはもちろんだが「あるべきところにシャッターボタンがない」「シャッターを1回押したら不思議な写真が6枚撮れる」など、摩訶不思議な機種でもある。
そんなPowerShot Nの試作機が届いたので外観などを写真で紹介する。
シャッターの切り方がわからない!?
上部にシャッターボタンがない。まずは「どうやって撮るんだ!?」と戸惑うのが普通の反応
レンズ周囲に2重のリングを装備。写真手前のリングがズームリング。奥のリングがシャッターボタン(リング)となる
上とか下とかの概念がない!
背面には2.8型(約46.1万画素)のタッチディスプレーを装備。タッチでシャッターを切れる
上方向に90度チルトする
シャッターリングを上方または下方から押し込むことでシャッターが切れる
つまり、撮影時においては上下の概念がないため、逆さまにすれば液晶は下にチルトする、ということになる。もちろん逆さにすれば画面内表示もそれに追従する