このページの本文へ

「高信頼サーバ仮想化ソリューション for Hyper-V」

日立とMS、BladeSymphonyとHyper-Vによるクラウド開発へ

2013年01月25日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 1月24日、日立製作所は、日本マイクロソフトとのサーバー仮想化分野における連携強化を発表した。

日立とMicrosoftの連携強化で実現する「高信頼仮想化ソリューション」

 この連携では、日立の統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」搭載のサーバー論理分割機構「Virtage」とHyper-Vを組み合わせて効率的なクラウド運用を実現するソリューションの開発、提供に向けて、「Virtage for Hyper-Vソリューションセンター」を共同開設。2013年度上期(2013年4~9月)にソリューションの提供を開始するという。

 今回の連携強化に先立ち両社は、論理的に分割した独立性の高いサーバー区画(LPAR)上で複数のサーバー仮想化ソフトウェアの安定的な動作を実現するVirtageの最新技術に、Hyper-Vが適用可能であると共同で検証済み。本検証結果をもとに日立は、Hyper-VとVirtageの組み合わせで効率的なクラウド運用を実現する「高信頼サーバ仮想化ソリューション for Hyper-V」を開発し、2013年度上期から提供を開始する。

 本ソリューションによりクラウドサービス事業者や企業の情報システム部門は、1台の物理サーバー上に複数のHyper-V環境を集約可能となる。これにより、仮想サーバ運用の柔軟性を損なうことなく、LPAR間の高い独立性を活かしたより効率的なサーバ資産の活用を実現できるとしている。

■関連サイト

カテゴリートップへ